セルフイメージ⑦

本投稿のGOAL:
どうすれば「自己尊重」できるのか、またはできないのかについて、自分自身のことに置き換えて考えられる。

アルカスユース熊谷、ヘッドコーチの菅原です。

「セルフイメージ」についてのアウトプット、最終回です。
これまでに、「セルフイメージ」は3層+2パターンあると話しました。

「自己受容」→「自己信頼」→「自己尊重」
「自己否定」→「自己不信」→「自己卑下」

どちらのセルフイメージが良好かは、言わずもがなですよね。

最終回の本日は「自己尊重」の方法についてです。


1、「自身」を映す鏡

ところで、遠方から客や友人が来たら、皆さんおもてなしをしますよね。
目の前に困っている人がいたら、その人を何とかしてあげたいと感じます。
皆、他者を大切にします。

皆さんは、こうして大切にされる誰かを、「自身」に置き換えたことがありますか?
ここでは、自分自身が他の誰かに大切にされる、という話ではなく、

「自身」を「自分」が大切にする

という状況です。
「自身」と「自分」の関係は、以前、そして昨日お話ししました。

「自身」:行動したり考えたりする「私」
「自分」:「自身」と会話をするもうひとりの「私」

私たちが他者をもてなすように、「自分」で「自身」をもてなす。
過度に着飾ることも、贅沢な食事もしない、買ったものは擦り切れるまで使うタイプの私にとっては、案外盲点でした。
皆さんの中にも、他社には「無理すんなよ」とか言うくせに、自分自身は何時間でも働く、といった人がいると思います。

誰かに大切にされると、それだけで人やモノは輝きを増します。

人だとデリケートな話になるので、モノで例えると、どんなに傷の入った宝石でも、それが美しいショーケースの中に飾ってあったら、その傷さえもシャレたデザインのように見えます。
一方で、その傷だらけの宝石が、床に転がしてあったら、その宝石に価値は感じません。

これを「自分」と「自身」の関係性に変えるとどうでしょう。
どんな「自身」であれ、大切にする「自分」、そうでない「自分」。
どちらがセルフイメージが高まるか、もうおわかりだと思います。

「自分」が大切にしている人、モノを鏡にして、「自身」を映し出してみる。
今よりも少し、「自身」に優しくなれる気がします。


2、大切にされないものはどうなるか

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