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犬たちの夢を見た日の行動記録

2代目犬はわりと簡単に夢に見る。昨日までモリモリ食べてグイグイ散歩をしていたのに、今日突然いなくなるという逝き方をしたからか、その後も毎日変わらず一緒にいるかのように、我が家の景色に馴染んで登場する。特に気に留めることもないほどカジュアルに参加してくるのでもはや当たり前の感覚。

いつもそっと過ごす凪

こたらふ先代犬はそうはいかない。彼はなんとも壮絶に生き抜いて逝ったので、自分のロス具合が重た過ぎたのか、気安く出てきてはくれないのだ。他界から8年2か月、記憶しているのはおそらく2回。がっつりフィクションの厳しい物語1回と遠目に後ろ姿を見たような気がする程度の1回くらいだと思う。

そんなこたさんが先日ふらっと夢に出てきた。はじめ足元にいたのは凪で、その後頭部はハッキリ覚えているんだけど、視線を前方に外して戻したらしれーっとこたらふこたろうにバトンタッチしていた。喜怒哀楽の感情も特になくて、ただこちらを覗き込むように見つめ上げていたというだけ。それ以上の記憶がないので「おや、こたろう久しぶり」と思ったか言ったかあたりで目が覚めたのかもしれない。

サイズ以上の存在感があったこたらふ

夢でも現実でも彼らは別々。ツーショットはやっぱり実現しないのだなぁ。とにかくまぁふたりの姿を拝んでからのよい目覚め。きっといい日だ。なにかに、いや八百万のすべてに感謝せねば。

この日に見たねじねじの雲

なんとも爽やかな秋晴れだし、ねじねじした龍雲みたいなのもかわいいし、心身ともに晴れ晴れ。これは誰かに礼を言わねばという気持ちになって、私事諸々を片づけて出かけることにした。夕方一歩手前で目的地到着。

秋の空背負った本堂

ばばーん、お寺さん。五智山遍照院總持寺。通称は西新井大師。

こたさんが血管肉腫で手術した時に家族から届いた見舞いの品一式に同梱されていたのがここの御守りだったんだよねー。てかそのこと自体すっかり忘れていて、なんならこたらふが亡くなってから、どころか、去年凪が亡くなった後に、ふたりのモノをあれやこれや掘り起こしていたらひっそりと出てきて「おやおや」となった。

余命半年をはね除けてしっかり6年以上生きたもんな。ご利益すごいあったよね。

当時は関西に住んでいて、縁もゆかりもないこのお寺さんの名前すら知らなかったけど、関東に越してきた今は、行こうと思えばいつでも行ける。縁もゆかりも出来たじゃないってことで、凪号(凪の移動手段として購入したマイカー)の交通安全の祈祷もここでしてもらっている。

新旧の500円硬貨

このところ路面店の激安八百屋と一部の花屋以外では現金を使う機会がめっきり減った。あとはお賽銭とお墓参りのお線香代くらい。新デザインの500円硬貨がはじめてまわってきたので、弘法大師 空海さんに捧ぐ。あの節もその節もこの節もありがとうございました。

境内のお稲荷さん

境内の稲荷明神にしっかり自分のことも聞いてもらってきた。イライラせず、残念な気持ちにもならず、WinWinのよい仕事(案件)に恵まれますよーに。気持ちよく働いて気持ちよく報酬を得て美味しくごはんを食べたいものよねー。がんばりまーす。

おまけの雑記。

柿のお供え

シャリッとした高級なブランド柿よりとろみのある安価な種なし柿が好きなので、この季節はどこのスーパーでも満足度が高い。ありがてい。

また増えた花瓶

首がもげた花や見切り品のミニブーケ救済用にまたひとつ背の低い花瓶を入手した。気泡たっぷりのガラス製で重厚。カラーリングも好み。もちろん中古だ。モデルルームなんかで飾られていたものが一気にリサイクルに出された中のひとつ。

壺型の一輪挿しなどは内側に目視できない死角ができて、ケアが大変なので避けていたけど、これは口径がわりと広くて内面すべてに指が届いて磨いてあげられるので条件クリアとなった。

一度も水を注がれることなく、つまらんフェイクフラワーを差し込まれていたようなので、これからは生花と仲良く暮らしてください。ようこそ我が家へ。


はやくも来月は凪の一周忌。こたらふの時は長らく自宅供養と称してお骨を大事にしまい込み、結局供養らしいことなんにもしてやらなかったので、今回はこたさんの追善供養も兼ねて、ちゃんと一周忌法要しに行ってきます。


ご支援ありがとうございます!凪こたの供養サポート、あるじの水分サポートいずれも大感謝であります🐶😄