夏はヒマで花火でお盆ですね

真夏日ってなんだろう。ここ数年は春のうちに夏日がやってきて、暦的な夏になると連日の猛暑だ酷暑だで。どうにかならんか、この体温に迫るよつな気温。

マンションの保温効果もえげつないし、夜も放射冷却感ゼロ。ずっと西日パワーをためた魔法瓶の中で暮らしてるみたいよ。こうなるともう冷房苦手、光熱費高いとか言ってらんない。軽めのエアコンに全力の扇風機とサーキュレーター。

打ち水やら風鈴やら、知恵や風情ではもうどーにもならんのな。四季の情緒・味わいどこいった。年々かなりの頻度でどこかしらの水害ニュース聞くし、日本の夏はいよいよ耐えるばっかりの季節になってきたな。

人間のせいで地球が熱くなっちゃったのを棚に上げるわけじゃないけど、それ一旦横に置かしてもらえるならば、この蒸し暑さやっぱりちょっとつらい。湿度にまいるわ、紫外線に負けるわ、日焼け止めに荒れるわ、寝ても覚めてもヨレヨレくたくたボロボロ。

あーあ、好きだったのになー夏。四季で一番好きだったのになー夏。きっともう取り戻せないんだろうなーあの感じの夏。眩しい懐かしいわくわくの夏。

夏はなぜか仕事がなくなる。業界あるあるなのか毎年夏場は暇で困る。うっかりダラけてもダラけ続けても誰にも迷惑かけないから困る。怠け癖がついて困るのよ。毎日ロングお昼寝しちゃうのよ。

でもそう、夏はかろうじてイベントがある。犬たちがいた頃は帰省と庭プールが最大のお楽しみだったけど、今となっては静かに花火とお盆。それくらいしか予定がない。せめてそんな日くらいはゴロゴロせんとしっかり行動しよう。

今年は4年ぶりに近郊の花火大会がみんな揃って再開。7月下旬から8月上旬にかけて、南、東、西、南と毎週のように花火が見えた。

部屋から見る花火

久しぶりに家族と友人が集まって総勢8人でごはんを食べて花火を鑑賞した。年に一度のホストサイドでわらわら。しかし、椅子に座ったまんまゆったり見られる打ち上げ花火は格別な贅沢だね。

あ、それと今年は土用の丑あたりに大人たちと鰻食べに行った。隅田川の花火をよそに音だけ聞いて楽しくうなぎ食べた。西の焼きが好きだけど、東の蒸しも旨かったなー。

そしてお盆。うちの場合は直近の身内はみんなまだ元気だし、遠方の先祖供養や墓参りは失礼ながら習慣がないので、我が宝（犬）たちの供養だけ。

旧盆中の8月14日が命日の先代犬と今年で2度目を迎える二代目の盂蘭盆会でお寺さんに行ってきた。14日の予約をとりに前々日に伺ったら、ちょうど動物合同供養の読経が始まるところで、この夏は二度もお経を浴びることができた。合同の時はなんとも思わなかったけど、個別供養ではグッときた。

担当してくださる和尚さんによっては響いたり響かなかったりするんだけど、この夏はしんみり泣けたなぁ。秋もまた行こう。

ここからはお盆のお供え物。

ちいさなお菊さん

くるくるヒラヒラの洋花

めっきりカメラを持たなくなって、たまに手にとっても撮るもんが雲と花と食べ物くらいしかないのよ。

舟和の芋羊羹

残り福のスイカ

幸水とおはぎ

おさがり目的の供物たち。日常的にフルーツやお菓子を買う習慣はないけれど、こういった特例期間には存分に楽しむ。迎え火から送り火までの4日間、毎日、毎食、あれやこれやおまけつきの食事をして、やつらに見せつけているのです。

楽しいかなあの世。楽しくやってくるかなあいつら。もう次のターンでこの世かな。

今年もお仲間犬（多頭飼育崩壊現場からレスキューされたボーダーコリーミックス一族）に複数のお別れがあった。近親交配で弱い体質のこが多いから最期はどうにも切なくて寂しいけど、逝った先にも同族さんがたくさんいるから勝手に安心してる。ちょっと配色バランス崩した白黒犬たちが再会して、ぬっくりそっと寄り集まっているだろうか。

なんにせよ、もうみんな幸せだけであっておくれ。

秋は凪の三回忌かぁ。そんなに会ってないっけなぁ。9年経ったこたらふこたろうですら、まだちっとも薄れていないのにねぇ。命日を含むからか、お盆はちょっとしんみりですわい。

みなさま。たまにしか更新してないのに、継続的にnoteお読みいただきありがとうございます。旧ブログ（こたろぐ・なぎろぐ）の読者さまも、ながらくのご愛顧ありがとうございます。

残暑お見舞い申し上げまーす。
日本の夏マジあついっすね。
冷たいものの摂り過ぎご注意です。
皆々さまどうぞご自愛をー。