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ぼっちの年の瀬ってこんなだったかぁ

2023年の年末日記。すごいスピードで記憶が失せてゆくので、写真メモを順番に振り返りつつ、あーそうだそうだと思い出しながら。


お墓参り

年内の整備予約最終日になんとか滑り込んで愛車点検をしてもらってきた。硬くなっていたワイパーゴムも交換して洗車もしてもらって、クルマも気持ちよくピカピカな年越し。

せっかく車を出したので、凪こたのお墓参りも締めてきた。

クリスマスを過ぎた途端、出来合いの花束が正月仕様と仏花ばかりになって、洋花がほとんど並んでいない。スーパーの一角に多くを求めてはいけないけども。

ピンクとピンクとピンクとピンク

ちょっと奴らの性には合わない気もするけど、ピンクばかり集めた小束とお線香を供え、お寺の職員さんに年末のごあいさつをして、こたらふこたろう&凪の2023年供養納めです。サポートくださったみなさんありがとうございました。


年越し準備

12月の最終週は、平時見て見ぬ振りをしている箇所を片っ端から無心で磨いて歩く年末恒例の拭き掃除と年末〜正月三日分をまかなうための食材調達が最大の課題。

掃除中の腹ごしらえは海苔巻き

近年は三が日休業のお店が増えたので、買い忘れがないようにリストをひとつひとつ潰してゆく。お雑煮の具材ってなんだっけ。え、売り切れ?なんですって?え、ここも!?うわーん国産ゼンマイはいずこー。葉つきみかんはいったいどこにー。なんて思いをしながら、数日かけてみっつもよっつもスーパーをはしごした。

それにしても年末の物価高ってこんなにすごかったっけ。なぁ、黒豆よ、かまぼこよ。半月前までは半値くらいが相場だっただろうよ‥‥。なんてこったい正月価格。

くそー便乗値上げめーという感情もあるけれど、儲けられる時にしっかり儲けるべし!そらそうだ!という思いもあってちょっと複雑。いつもお世話になっている店に末永く営業していただくために、ここはひとつ高値のお会計に甘んじよう。

結果的にターゲットを絞りに絞った大掃除ならぬ中掃除をどうにか終えて、ギリギリの日程で出してあげられた正月飾り。29日と31日は縁起の面でダメだっていうから晦日にどうにかこうにかよ。ふぅ。

かーさまお手製の門松ちゃん。集合住宅でホンモノは無理だもの。松も竹も梅も無理だもの。ここはひとつ手編みというぬくもりでカバーよね。

さて君らはどこに置くのがいいかしらーんと家中連れてまわる。受け取った当初はリビングに飾るつもりだったけど、あちこちで仮配置を試した結果、ここが一番しっくりきて気持ちよかった。

暗くて狭くて愛想のない我が家の玄関がやんわり華やかに。撮影時は玄関ドアを開けたままなのでそこそこ明るく映っているけれど、普段はセンサーライトがなければ昼間でも薄暗く、生の植物などは申し訳なくて置けないレベル。

いーな、これ。ちーこいけれどなかなかの存在感。買い出し、ゴミ出し、ジム通い。帰宅のたびにほっこりする。ハイただいまーって、ついつい言ってしまう。

正月飾りって本来その年だけのもんだろうけど、この子らにはこの時期の我が家の顔として、毎年活躍してもらおうと思う。

こちらはなまもの。早速落ちゆく千両


年末あいさつ

そしてご近所の神社さんに挨拶まわり。氏神さん含めて徒歩圏の5社を一気にめぐる。どうやら無事に2023年生き抜けそうですーありがとうありがとーーうと言ってまわります。

お賽銭を入れるまでは隅っこの方にいたはずの黒猫さんが二拝のあいだにド正面に。んまぁ、なんて光栄な。神社で人間以外の生き物に迎えられるだなんて、すこぶる縁起のいい。こんな年の瀬にいったいなんの褒美だろうか?

猫さん写真よろしいか?と言ってスマホ構えたら即こっちを向いてくれた。わお、ありがとう。その後はただただくつろぐばかりだったけども。(神様へのお礼をしっかり済ませてから撮影させてもらってます)

階段下で順番を待ってくれている人がいたので、すんませんお待たせしやしたーとサイドにはけると、おじさんが上がってきて「おー猫かー」と自分が時間をかけていた理由を察して「なるほどなー」という反応をしてくれた。そしてふたりでしばし眺めた。なんかとてもいい参詣納め。ありがとうございました。


忘年会

年末最後の社会的行事といえば忘年会。仕事相手ではなく仲間内の集まり。焼肉食べた。おいしかった。元力士さんによるお手製ちゃんこも食べた。おいしかった。おまけしてもらった。お肉があきらか多いめだった。酒班のジョッキもすごい特大サイズだった。ありがとう。食べきれません。いえ、がんばります。

ごはん美味しくて話も弾んで、写真がこれ1枚こっきりだった。最初の一品。まぁなによりだ。大人になってからのイヌトモダチ。こんな気楽なご近所付き合いができるなんて、みんなありがとう。こたも凪もありがとう。毎年言ってんな、これ。


年越し蕎麦

太麺好き&もちもち食感好きとしては、かなり期待大な雰囲気を醸す「田舎蕎麦」なる麺をいただいた。8人前という結構な量を師走という結構なタイミングでいただいた。いただいたというか当たった。

これはもう年越し蕎麦になさいなってことかしら?いやでも先に試食くらいしておいた方がいいか。食べ納めの一食がもしイマイチだったら悲しいもんな。

ってことでプレ年越し蕎麦。つまり味見。海老天買いに行こう!いえー!

なにこれー!すきー!太麺よいー!もちもちサイコー!半生で茹で時間が短いのも推せる!文句なしで年越しそば認定です。でもちょっとなんか見た目がさびしい?もうすこし色目がほしいところか。

で、これが本番。大晦日。

例の季節相場に目をつむって迎えた割高感ハンパねぇ海老入りかき揚げ。とおまけのお芋さん。たしかに華やかにはなったけど蕎麦感はなくなったな。ぜんぶ美味しかったからいっか。いいな。


神様の鏡餅

今年は帰省なしで自宅で年越し。「正月飾り」としての鏡餅は用意しなかった。だけど八百万の神を信ずる者として、見よう見真似でアレやってみよう。「お供え」としての鏡餅。

火の神・水の神に新年のお供えをする。徳用袋の丸餅とお飾り用の小みかん。葉は乾いて袋の中でみんな落ちていたので、葉つきでなく枝つきみかんになるけども。ゆく年くる年が始まってから、急げ急げとコンロ脇と各所蛇口近くに小さな鏡餅をそれぞれお供え。

うちの場合は5ヶ所。トイレの神様には簡易的な台座を設置して清酒もお供えしてみた。おうちの中の諸々の神様、そろそろカウントダウンでございます。ありがとう卯年、さようなら2023です。年が明けましたらどうぞお召し上がりください。

ここでの暮らしは早くも10年め。鏡餅のお供えは初めてだけど、どうだろう。喜んでいただけると嬉しい。2024年もお世話になります。よろしくお願いします。


こたらふこたろうとふたり、凪とふたりの年越しはあったけど、犬なしでひとり静かに自宅で年末年始を過ごし切ったのは初めてかも。なんかめっちゃ新鮮だったわー。

クリスマス明けて大晦日までの街とか人とかのあのなんともいえない雰囲気。場によって静けさと賑やかさの振り幅がひろくってね。いやぁーよかった堪能した。楽しんだ。

我が家の年末はこんな感じでした。

あ、ジムはちゃんと続いてるよ。12月は20回通った。励んでる。


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あるじ。
ご支援ありがとうございます!凪こたの供養サポート、あるじの水分サポートいずれも大感謝であります🐶😄