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夜=非日常=魅力 オススメ漫画#1「よふかしのうた」

こんにちは。
今回は、マンガ「よふかしのうた」について語ろうと思います。

「よふかしのうた」って?


よふかしのうた』は、コトヤマによる日本漫画作品。『週刊少年サンデー』(小学館)にて、2019年39号より連載中。2022年6月時点で電子版を含む累計発行部数は250万部を突破している。
不登校の中学2年生夜守コウは、ある日、初めて誰にも言わずに、夜一人で外に出る。昼間とは違う世界に心地よさを感じる中、コウは吸血鬼である七草ナズナと出会う。コウは吸血鬼になりたいと頼むが、それには吸血鬼に恋をする必要があった。こうして、コウはナズナに恋するために、毎日夜ふかしをするのであった。
(引用:Wikipedia)

ざっと概要はこんな感じです。
もともと、コトヤマさんの前連載の「だがしかし」をコミックで読んでいまいした。発見したのはたまたまLINEマンガで同じ絵の雰囲気の表紙かつある共通点で目に付いたからです。
実はこの「よふかしのうた」ってタイトル、オードリーのオールナイトニッポン(以下ANN)のリスナーなら引っかかるワードです。なぜならオードリーのANN10周年ツアーの公式テーマソングと同じタイトルだからです。
「よふかしのうた」はCreepy Nutsがオードリーの若林さんから話をもらい作成した楽曲です。MVも春日さんの前に住んでいた有名なアパートむつみ荘で撮ったくらいオードリー愛に溢れた楽曲になっています。
この楽曲から実はこの「よふかしのうた」は生まれました。
作者のコトヤマさんは、CreepyNutsのファンでありお互い面識があり、この楽曲「よふかしのうた」から着想を得て、CreepyNutsから許可をもらいこのタイトルで連載始めたそうです。
今、アニメのOP、ED、挿入歌にガッツリCreepyNutsの楽曲が起用されているのはこの繋がりが大きいですね。
両方のファンとしては、最高すぎましたね。
こんな背景で生まれたの「よふかしのうた」なんですが、じゃあ魅力ってなんなの?僕目線で語っていきます。

「よふかしのうた」の魅力って?

  • 解放された夜の魅力

  • 吸血鬼を通じたさまざまな人間関係のあり方

  • 深い沼に落ちていくミステリーなストーリー

これが、僕の思う魅力の大きな要素3つです。
それでは1つずつ見ていきます。

解放された夜の魅力

 夜って、いろんな魅力がありますよね。
次の日に備えて寝静まった住宅街の道や公園の誰もいない静けさ
昼の労働から解放された人たちが集う歓楽街のきらびやかな世界
普段は人で賑わう学校やオフィス街に人がいなくなり、少し背徳感とミステリアスな雰囲気
日が昇り生活して、日が沈み眠るという人の生活から外れた行為。それが
「夜更かし」
そんな魅力を主人公の夜守くんとナズナちゃんを通じてうまく表現されています。特に夜って子供にとっては未知の場所で、大人にとっては労働や煌びやかな娯楽と静かな休息の場所の二面性を持つ時間で人によって感じ方が違うのがいいですよね。
 特に序盤のナズナと出会ったばかりの物語は、知らない世界を覗く感じで非日常感を味わえます。

吸血鬼を通じたさまざまな人間関係のあり方

 この「よふかしのうた」の根幹は、
吸血鬼を好きになって、自分も吸血鬼になる』
これを中心にストーリーは動いています。
その中で、コウはナズナに好きになる感情について考えさせらていきます。恋心と性欲の違い、恋愛における人それぞれのあり方、恋愛と友情の境界線など、ナズナ含め関わる他の人間や吸血鬼に会い知っていきます。他にもマヒル、アキラとの友情の定義、学校や会社といった集団社会で立ち振る舞い、立場への不満や疲れ。
いろんな人の感情をこの漫画代弁してくれています。もしかしたら、ふとした言葉が自分を救ってくれるかもしれません。

深い沼に落ちていくミステリーなストーリー

  よふかしのうたを最初読み進めると割と日常系コメディ的な漫画なのかなっと思います。でも読み進めるとナズナ以外の吸血鬼が出てくる場面から一気にストーリーは加速します。吸血鬼の掟、社会、吸血鬼同士のバトル、吸血鬼という強さによる恐怖、吸血鬼を憎むもの。人対人の延長に人対吸血鬼というストーリーが展開し、感情を大事にしながら大胆に進んでいくのでのめり込んでしまいます。ナズナを含めキャラがポップなのがそこまで悲壮感や緊張感をかき消してくれるのが僕的には推せるポイントです。

まあ、堅苦しい言葉で色々お薦めしましたが、正直うまく書けていないので

とりあえず「よふかしのうた」読んで!

に限ります。とりま、アニメから入るでもいいし、なんならアニメはCreepy NutsのOP、EDもいいし、劇中歌入るタイミング最高にいいし夜を彩るための煌びやかな作画にあえてローテンポな間が最高すぎるのでオススメしまくりたいくらい。
ということで読むきっかけになれればいいいなと思います。

ここまで読んでくださってありがとうございました。

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