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CPAラーニングで簿記3級を受けてみた

 ※この記事は2024年春頃に書いたものになります

 唐突ですが、この前簿記3級(CBT受験)を受けてきました。

 結果の方から言うと、82点で合格。

 勉強に使ったのは無料授業が受けられるCPAラーニングとそれに付随する参考書(1000円くらい)でした。

 ちなみに主は、今まで1ミリも勉強したことがない初学者と思ってもらって間違いないです。

 普通は参考書と問題集を買うところを、問題集まで無料で行うことができたので感動です。

 前々から無料で授業動画が見れると話題のCPAラーニングでしたが、度々SNSなどで広告が出ており、当初は疑い深さもありました。

 お世話になったのに、そのような発言は申し訳なく思いますが、無料と聞くとまずはそう構えてしまうのも事実です。

 しかし、実際使ってみるとすごく良いサービスだったのです。

 そこで今回はCPAラーニングを使いどのように勉強したのか、またCBT受験はどのような試験だったのか。

 実体験を踏まえた上で書いていきたいと思います。 


この記事をおすすめしたい人

・CPAラーニングの無料授業について気になっている
・簿記3級を独学取得したい

勉強内容・教材

使用した教材

CPAラーニングの講義動画(無料)
CPAのいちばんわかる日商簿記3級(テキスト購入)※無料pdfもあります
CPA問題集(無料pdf)


CPAラーニングの講義動画(無料)

(CPAラーニング)
https://www.cpa-learning.com/

 CPAラーニングは無料で様々なコンテンツ動画が見れるサービスになっております。僕は今のところ簿記資格に関する動画しか見ていませんが、会計実務や経理実務など実務系のコンテンツまで兼ね揃えています。

 非常に幅が広いですよね。

 他にもキャリアに関する座談会のようなものなど、様々なコンテンツがあるので、とりあえず登録してみるのも悪くないと思いました。

 簿記3級講座では主に以下の内容があります。

・日商簿記3級(全24講座)
・簿記3級ネット試験対策(全15講座)
・簿記3級問題集解説(全19講座)


 ボリュームをどう感じるかは人それぞれですが、少なくとも一番上の日商簿記3級(全24講座)は最低受けましょう。

 これがメイン講座となっており、CPAが出しているテキストの内容に沿った講座になっています。

CPAのいちばんわかる日商簿記3級(テキスト購入)

 先ほど授業動画がテキストに沿って行われると話しましたが、テキストを必ず購入すべきかと聞かれたらNOです。

 実際、テキストや問題集含め、全てpdfで配布されているからです。

 ただ僕は勉強していく際に紙のテキストの方がやりやすいと感じたので、購入推奨とします。

 大体1000円弱くらいです。

 普段pdfで勉強することに慣れている人やタブレット学習に慣れている人なら買わなくても支障はないと思います。(実際僕も問題集に関してはダウンロードで済ましました)

 各々にあったやり方をおすすめします。


CPA問題集(無料pdf)

 これはテキストに合わせた練習問題や試験対策ができる問題集になっております。進行に合わせて使いました

 こちらも購入は可能です。

 ただ僕は問題集に関しては無料ダウンロードpdfで済ませましたね。

 先ほどのテキストも含めダウンロードページ等はcpaの簿記ページにあるので、まず見てみて考えることも良いと思います(会員登録は必要です)


勉強時間・取り組み方

総勉強時間 約67時間
(※間二ヶ月間の空きがあり)

 まぁ普通に二ヶ月も空けるなという話なんですが・・。そこでリハビリに多少時間がかかりました。

 大体50~70時間くらいですかね。感じた目安としては。

 勉強の手順は

  1. 講義動画を見る→テキスト該当箇所を読む。これらでテキストを一周

  2. もう一周を普通に読んで、忘れていた箇所などをメモしたり、覚え直す

  3. 問題集を解く・テキスト復習

  4. 実践問題や演習

 以上のような形で行いました。演習が命ではありますが、簿記や会計の知識を今後も深めていきたいならば、やはりイメージを大切にしても悪くないでしょう。

 問題集はかなり力になったと感じます。とは言っても1つ1つ解いているとかなり量があるので、時間がない方に関して、問題集は試験対策編という箇所だけでも良いかもしれません。

 CBT受験をする場合、テストセンターにあるPCで解答する方式になりますが、CPAラーニングではブラウザでネット試験対策ができるサービスもついています(主の動作環境はPC)

 これは便利でしたね。ただ問題集の模擬試験と内容は同じなので、その部分はできればこのネット試験対策で解いた方がいいでしょう。

 個人的に簿記を学習する上で重要だと感じたことは、勘定科目がそれぞれどの位置に置かれるのかでした。資産なのか負債なのか、はたまた費用になるのか。それぞれの勘定科目のイメージを頭に入れておくべきだと思います。

 他には、商品以外を後払いで購入した際には買掛金ではなく未払金になるとか、商品は渡したタイミングで売上となるため、前金のようなものを受け取れば売上ではなく前受金(負債)となるなど。義務(負債)や権利(資産)といったイメージを持つことは応用が効いて良いと思います。

 イメージを持つことは土台を建てることです。時間はかかりますが、おかげでリハビリは早くて済みましたw(←最初から二ヶ月も空けるな)

CBT受験について

 これはテストセンターにてPCで受ける形式になります。

 事務手数料が500円ほど上乗せでかかりますが、いつでも自由に予約でき、結果がすぐ分かるので大変助かります。

 実際僕も、予約自体は1週間前に行いました。

 テストセンターは何時の部などのように決められた時間ではなく、時間に合わせて受付を経てPCのルームに入ります。

 その後PC画面のスタートボタンを押したのち試験スタートといった感じでした。

 僕の試験会場の場合、持ち物は身分証明書、電卓、受付で貰う説明書みたいな紙、ロッカーの鍵(その他荷物を預けるための)でした。

 結果はその場で画面表示され、受付で印刷された紙を受け取れば完了です。

 合格の場合、紙にはQRが付いており電子の合格証明が読み込むことができます。

 以上です。記事を見て頂きありがとうございました。受ける方は合格に向けて頑張ってください!

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