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まな板の上より。「ぼざろ」に釣られてそれから

https://note.com/arua/n/na8180243f3b7



こんな記事をかつて書いた奴が、気づけばTwitterにて何故かオススメ等にて廣井きくりのファンアートを浴び続け

「えっ、きくりって昔陰キャだったの!?」ということを知り

やたらとそれから気になりだし、ファンアートのネップリをするところまで至り

ついに重い腰を上げて原作を2巻までとりあえず読んだのですが…


アニメの構成が悪かった!!!


アニメは確か(もう記憶があやふや)

学校で演奏して、ギターの弦が切れて酒瓶でボトルネック奏法!?から後日談的に新しいギター買いに行く。って展開で終わって

なんかパッとしない…と思ってたんですが

原作では、その後ギターヒーローの正体をかぎつけた激イタネット記者が押しかけ、結束バンドメンバーをバカにされ

一度落とされることで、ついにここで全員が

「グランプリを獲りましょう!」

と”結束”し、上がっていく。と

ここに来て盛り上がる展開が来るにも関わらず!!

(前々から原作付きアニメにおけるシリーズ構成の仕事には言いたいことがあったけど、やっぱりだよ!!)

単行本にしてもしっかりそこで2巻の〆になってるし

絶対そこの決意表明で1期を終わらせるべきだった!!

というのはもうハマり始めたから、そこを好意的に捉えてるのかもしれないけど、やっぱり2巻ラストでギターヒーローの存在と正体が結束バンドで周知になる。って展開も

一つのパッケージとしては必要だったし、あるとないとじゃまるで違う!!

アニメの4話目抜いて、ちょっとテンポ上げたら入るもん!

そういう取捨選択と、アニメ化した時の単品の作品としてどう成立させるかをシリーズ構成がやるべき仕事なわけで…

(原作通りに~とか省略は色々怖いだろうけど、ここはやらないと)

あとこれは大概の漫画原作に言えますが

最近よく話題になる倍速視聴の是非の話に関連して

漫画のテンポ感ってギャグは基本速度が出るもので

アニメだとどうしても単調になって、漫画だと面白かったのに…ということが多く、特に原作付きアニメは基本1.3倍速ぐらいじゃないと耐えられないのですが

ぼざろも例に漏れず、アニメで見たときは何とも思わなかったところも、漫画で読むとクスッとなる場面もあり

こうして原理主義者が生まれるんだな。というのを実感しました。



なんて結局また文句言ってますが


2巻ラスト番外編の星歌のツインテが良いとか

ぼっち父とふたりが、ぼっちの技術は落ちているけど楽しそうに演奏していていい!と話すのを横で聞いている廣井きくりが

「わっかんね~~~」と、その差を知らない。ということなのでしょうが

そういった技術ではない感情的なものに対して無理解な廣井きくり。っていうのも”あり”だな…とか解像度高まったり

とにかく大抵アニメ化すると画はキレイになるけど…ってところから

画の綺麗さを抜きにしたって、原作漫画は段違いに良い!というパターンで

無事ぼざろ沼にハマりましたとさ。


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