【統合と解釈例文/脳血管疾患】【全体的な文章】

 本症例は,〇〇領域の脳梗塞を発症し,右上下肢の運動麻痺を呈した○代の女性である.本人の主訴は気持ちが悪い,希望は家に帰りたい,娘様の希望はポータブルトイレでのトイレ自立,難しければ社会サービスを利用し部分的に自宅での生活を行いたい,だった.
 まず本症例の予後予測は,二木立の予後予測より動作予後は〇〇の獲得が可能と考えた.また初診時NIHSS/MAS/BBSの点数より,〇〇の獲得は可能と考えた.
 以上の予後予測より,最終転記先は自宅が可能であり,回復期リハビリテーション病棟での2から3ヶ月のリハビリテーション加療によって,ご家族の希望する生活が獲得可能と考えた.
 本症例に対して理学療法初期評価を実施した.問題点は,機能障害は右SIAS-mが○○○○○,MMTは上肢○,下肢○動作は寝返りが○○○,起居動作○○○,座位保持○○○,移乗・立位・歩行は○○○だった.ADLはトイレ動作は○○○で看護師の介助にて何とか可能だった.
 本症例の問題点は,トイレ動作時に〇〇であり,介助量が多く自宅退院後のご家族の負担が大きいことだった.理学療法初期評価より,運動麻痺,筋力低下が原因であると考えられた.本症例は,トイレ動作獲得が自宅退院に必要であり,特に起立時の介助量が多い点が問題と考えられた.本症例では,○○の相で介助が必要だった.〇〇らによると,起立は体幹前傾,臀部離床,下肢体幹の伸展の三相に分けて観察すると言われている.〇〇らによると,〇〇の相では,〇〇や〇〇(筋力なのか,可動域なのか,共同収縮なのか,伸展活動なのか…)が必要と言われており,本症例では〇〇(MMTなのか,ROMなのか,それとも…)が不足している点が問題と考えた.

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