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病院で黙々と働く理学療法士の構成はこの先どうなっていくのだろうか


京都大学卒後進路
神戸大学卒後進路
名古屋大学卒後進路

私個人の考えは,学力も,学歴も,人間性も全て高い方が良いに決まっていると思っています.

また,自身の経験から,社会人として優秀であるために必要な要素は,大学時点での学力や学歴だけではないことも十分にわかっています.

冒頭の添付図は,有名国立大学である,京都大学・神戸大学・名古屋大学の卒後の進路状況です.

一応半数は医療機関に勤めていることになっていますが,いずれも2020年に近い古いデータで,それでも大学院進学や一般企業への就職が半数近い状況になっていることを考えると,2023年,24年とこれからより病院に勤めることがないセラピストが多くなるのではないかと思います.

前の記事にも書きましたが食うために理学療法士になる人と,理学療法士の資格を食うために使っていく人と,所属する場所が多岐にわたっていくことになるんだろうと感じています.

昨今の自費の広がりも含め,良し悪しは置いておいて,でもそんな流れの時代の中で,何を考え,どう生きていくか.いずれにしても理学療法士協会や都道府県士会でメインで活躍するお年寄りの方たちの価値観では,これから先の時代を生きる若い理学療法士を救うことは無理だろうと感じる今日この頃です.

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