こんばんは、アルです。
今日はほぼほぼGPTsに任せっきりで作った短編小説をご紹介します。
前回の記事にも書いたんですが、
今まではGPTs:人=7:3、もしくは8:2くらいでした。
しかしGPTsを改良することで、9.5:0.5くらいで作れるようになりました。
初期プロットの選定とほんの少し要望を出して、あとは全部任せています。
今回はその会話ログをお見せしようと思います。
けっこう長いです。お時間あるときにでも読んでみてください。
どんなやり取りがあったのかを要所要所で解説しているので、そこだけご覧になっていただくこともできます。
会話ログ
選択肢をいくつか用意してありますが、「皮肉」が一番作りやすいので選びました。
「エモ」、「感動」は比較的苦手です。ここは要改良です。
オチとあらすじを考えてくれましたね。
なんとなく、私が面白くなりそうだと思ったオチとあらすじを選んでいます。
特にオチがとても大事だと思っていて、オチ選びを間違えなければ大抵面白くなるんじゃないかと思います。
提示されるオチが全て面白そうになるように試行錯誤しています。
これは、
こちらで紹介したジルちゃんと同じ基準で、自己採点をしてくれています。
「80点を基準にしてください」とプロンプトに入力してありますので、近いところまでいくか、超えるまで自分でやってくれます。
これは
①プロットの良くない部分を自分で探す
②原因を考える
③改善する
④再度採点
という作業を自動で行っています。
思考を繰り返してまた採点してくれています。
ある程度出来てきたので、こちらに確認してくれています。
面白いので、続けてもらうことにします。
ここではショートショート用に作った別の採点GPTでのフィードバックをコピペしています。
伏線のところだけ改善してくださいと、初めてここで具体的な指示を出しています。
ショートショートなんですが、せっかく面白そうな設定を色々出してくれたので、このように指示をしました。
プロの小説家になりきり、という指示はもう定番ですね。
ここからが大事
お疲れさまでした。こんな感じでストーリーが出来上がりました。
これは仕事の休み時間にやっていて、10分弱で終わっています。
正直私自身、ちゃんとログ読んでなかったですw
自動でやってくれるので甘えました。
面白いのが、あまりこちらから要望を出さないと、GPTのトークが終わったあとに勝手にまたトークし始めてくれるんですよ。これすごい助かります。
プロンプトで指示出してもいいんですが、そうすると今度は修正案出したいのに喋り続けて困ってしまうかもしれないんですよね。
今のように任せられそうだと思ったら、どんどん進めてもらうのがよさそうです。
で、実はここからが大事なお話です。
時間の無い方はお暇なときにまた読んでください。
この自動生成してくれたストーリーを、
『プレーン』と呼びます。色んな味付けが出来るから、そう呼ぶことにしました。
このプレーンのストーリーですが、文字通り少し味が薄い気がしますよね。
なんかもっと面白くできそう。
たとえば、
・視点をユウキの父親に移して、コメディ風味に作り直してみる
名作映画の「ベンジャミン・バトン」に少し似てますね。あれはコメディではないですが。
息子に育てられた父が物心ついて何を考えどのように生きるのか、というストーリーにしてもいいですね。思春期になったら、奥さんよりも別の女の子に恋をしてしまうとか、新しい人生と奥さんとの間で葛藤する話にしてしまうとか。
・続きを書き、実は祖父の同僚に黒幕がいて、世界のバランスを変えようとしていたとする
ちょっとB級感があるかもしれませんが、実際お年寄りがいなくなり、世の中が赤ちゃんだらけになるってかなりの大混乱が起こると思うので、ストーリーは成り立ちそうです。
このように思いついたように簡単に自分で脚色していくことができます。
GPTが作るとシンプルなストーリーになりやすいので、その分、自分の好みに変えやすいんですね。
10分弱でおおもとのプロットを自動で作ってもらえると、創作がかなり捗るんじゃないかと思います。
テイストごとに細かいプロンプトを入力し、どのテイストでも面白いストーリーが作れるように改善していこうと思っています。
また進展がありましたら、記事を作ろうと思います。
読んでいただいて、ありがとうございました!
こちら、活動の目標なんかが書いてますので、よかったら読んでください。