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ブログに役立つ思考の哲学<思考は連想と分解>

思考とは何か

1つの物事や情報をもとに、知識、情報、記憶を使い膨らませること。膨らませることは連想と分解をすること。連想は結びつきを見つけることで、分解は掘り下げること。

連想することは、「似ているもの」や「関係性のあるもの」を見つけます。持っている知識や情報の中から結びつきのあるものを探すのです。アイデアを出すときに役立ちます。

分解することは、細かく切り分けて原因やきっかけ、原理、原則を探ることです。何か問題が起きた時には分解して真の原因を探るのに役立ちます。

連想は結びつきによって思考が移り行く

もともと考えていた物事は連想によって、結びつきのある他の物事に思考が移ります。その2つは他人から見たら全く関係がないように思えます。でも、考えている本人からすると、関係性を発想できたから連想したのです。

他の人から見たら関係がないものにも移り行くことが起きるので連想は大きく移動するのが特徴です。アイデアを出したい時はこの連想が重要です。

例えば、Aさんという知人を思考していました。この前、AさんとBさんは一緒にショッピングモールに行ったことを思い出しました。そのショッピングモールには美味しいコーヒーが飲めるカフェがあります。そういえば、隣街に新しくカフェができて行ってみたい。そこで本を読もう。書店行かないと!

「Aさん」から「書店に行く」まで思考が移動したのです。

このように思考が移動するのが連想の特徴です。

分解は物事をより知るための思考法

分解するときのポイントは「なぜ?」と問うことです。
分解には2つのやり方があります。

横方向に分解する方法と縦方向に分解する方法です。

横方向に分解する

横方向に分解する例えです。
本を読むと年収アップにつながるという情報を分解してみます。

「なぜ本を読むと年収がアップするのか?」を考えます。

・知識が増えて仕事に役立つ。より多くの成果をあげられるようになった
・本を読むことが読解力につながり頭の回転が速くなったから
・本を読むことで得られたものをブログにして収入を得られたから

1つの問いに対して答えをできるだけ多く出すやり方です。
横方向の分解の特徴は、いろんな側面を知ることができることです。

縦方向に分解する

縦方向に分解する例えです。
読書がうまくいかないことについて分解します。
「なぜ読書がうまく行かないのか?」を考えて掘り下げます。

1.なぜ読書がうまく行かないのか? → 読むことを途中で諦めてしまうから
2.なぜ読むことを途中で諦めてしまうのか? → 頭が疲れて眠くなってしまうから
3.なぜ頭が疲れて眠くなってしまうのか? → 自分には難しい内容だから
4.なぜ自分には難しい内容なのか? → 本を選ぶのに失敗したから
5.なぜ本を選ぶのに失敗したのか? → 自分の読書レベルを理解していなかったから

このように、問いの答えに「なぜ?」を繰り返すやり方です。
縦方向の分解の特徴は、真の原因を探ることができることです。

読書をすると考える力がアップします

思考をめぐらせるためには「考える力」が必要不可欠!
考える力は読書をすることで向上します。
なので、思考をうまく活用したい方は読書をすることがおすすめです。

ですが、読書が苦手な人も多いと思います。
読書が苦手な方はこちらの記事を参考にしてみてください。

まとめ

思考には2種類ある。それは「連想」と「分解」です。連想は結びつきを探して思考が移動していきます。分解は横方向と縦方向がある。横方向は物事のいろんな側面を知りたいときに使います。縦方向は物事の真の原因を探りたい時に役立ちます。
思考に対しての言葉を知ることで、テクニックをうまく使い分ける。これがプライベートでも仕事でも、とても役に立ちます。

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