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ソーシャルワーカー自分を知る①

今日もお疲れさまです。

私は普段は【相談支援専門員】の仕事をしています。
相談支援専門員とは、
障がいのあるお子さん、大人の方に対しての生活全般の相談支援、福祉サービス利用の調整などなどです。仕事や生活全般まるっと相談にのります。
大枠では【ソーシャルワーカー】ともいいます。
社会福祉士、精神保健福祉士の資格をもって業務についている方も多く、私もその1人です。
障がい分野の仕事をはじめて、かれこれ15年になりました。
早いものです。。

人と人の関わりの仕事であり、クライエントさんの心の奥の本音に向き合うので、とても奥が深く、正解のない相談援助の仕事です。
クライエントさんの歴史を知り、思いや希望を深掘りし、未来をいっしょに考え、伴走する
そんな仕事です。

私も人なので、
感情を動かされます。
良い意味でも
そうではない意味でも。。

福祉職の方ならよく耳にすると思いますが、
【自己覚知】
という言葉があります。
「自分の感じ方、考え方の傾向、知識や技量について意識化し、自ら把握しておくこと」
というとむずかしいですが、簡単にいうと
自分のクセを知る
ということです。

感じ方のクセ…
考え方のクセ…
よくある例だと、
◯不安が強くてなかなか物事を決められないクライエントさん
に対して、
「早く決めて欲しいっ」
「なんで決められないの」
とイライラしがちなせっかちさん。

◯イライラがおさまらず、まわりに怒りをぶつけてしまいがちなクライエントさん
に対して、
「遠慮して何も言えない…」
と顔色伺いすぎさん。

これはあるあるどころか、ソーシャルワーカーの通常運転だと思います。
人だから、自分の気持ちがムクムク出てきますよねそりゃあ。

だからムクムク出るのは仕方ない、悪いことではない、としていて、ただそれを

自分で自覚しておこう

ということですね。
とっても難しいことです。自分のことって、分かっているようで分かっていないですよね。

それをソーシャルワーカーはどうやって自覚していくのか?
自覚してどうなっていくのか?
そして私はなにを自覚したのか。。
をまた綴っていきます。

自己覚知、
ソーシャルワーカーじゃなくても、日常の中でもできていると生きやすいです!

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