どっかで会おー

インターネットで知り合った人と会う、という事がすっかり珍しくなくなった。
SNSの浸透がやはり大きいのだろう。
今ではアプリやネットを通じたマッチングのサービスも多い。
インターネットで知り合った人と一緒にイベントやライブへ行ったり、オフ会をしたり…或いは仕事をする事になったり、或いは恋愛や結婚もしたり。エトセトラエトセトラ

おれの周りの人たちにも、Twitterで知り合って、そのうち恋仲になったフォロワーさんがいたり、或いはよほど馬が合うのかそのうち一緒にイベントをやる事になったフォロワーがいたり。
そういえば、先日入籍をいれた一番上の兄とお相手の方なんかはマッチングアプリ経由で知り合ったそうだし、おれの好きな人とも数年前にマッチングアプリで知り合ったんだった。

危険なことやトラブルももちろんあるので、インターネットで知り合った人と会うというのはやはり注意が必要だけれども、それでも良い時代になったなぁ、と思う。
銀杏BOYZとラブライブ！が好きな人たちと知り合って会ってライブをみんなで観に行くなんてネットやSNSがなければありえなかった事だ。
本来なら出会わなかったであろう人たちとこうして出逢えるようになったのは素晴らしいと思う。いろんな可能性が広がるしね。

少なくともスマホやSNS普及前夜である2012年までは「インターネットに知り合った人と会う」なんて心配されたり笑われたりしたものだった。
現に2012年は高校3年生で、当時インターネットで知り合った同い年の女の子に恋をしてしていたおれは、友人達に「北海道にいるメル友が好きになってしまったからバイトして会いに行く」と口にしたら大笑いされたり美人局じゃないのかと心配されたものである。

本当にバイトして高校卒業後に会いに行ったら、その友人達が「こいつマジか…」みたいな反応をしていたのをたまに思い出してふふっとなる。
SNS普及前夜のややアナログなしょっぱい思い出だ。