見出し画像

コスプレ撮影の一日(スタジオ撮影の場合)

コスプレカメラマンは大まかに三つに分かれます。

①コスプレイベントに出向いて撮影する
②自分からコスプレイヤーに被写体をお願いして撮影する
③コスプレイヤーからお願いされて撮影する。

正直、自分は③のみのカメラマンなので①と②は良く分かりません。
ここでは③の自分の立場の話をします。

依頼

通常はLINEで来ます。初見さんはTwitterのDMで来ることが多いですね。
依頼の時点で作品とキャラクターは決まっているのが普通。
予定日が決まってる場合もありますけど、大概は僕が空いてないので候補日を相談してきめます。
自分は初見の依頼は絶対に断らないですね。
(予定が合わない事はありますけど)
大体、翌月の撮影予定は埋まってますんで翌々月になります。
基本的に自分からDMしたりして撮影させてください!という事はしません。
したことも無いですし。
自分からお願いするときは「目の前にその人が居るとき」だけですね。
その時に、断られたら二度とその人にお願いすることはしません。
(自分に撮られたくないんだなと判断します。引き際大事)

前日まで

画像3

やり取りで前日までにスタジオを決めるわけですけど
「スタジオ決定と予約」はコスプレイヤーさんにまとめてやって貰っています。
万が一、コスプレイヤーさんのドタキャン等が発生した場合でも被害が無いようにして頂いています。

画像4

だいたい作品を履修しながら明日の充電に備えます。
基本的にバッテリーは空になっていなければ、過充電を考えて
なるべく前日に充電するようにしています。
(電池量が完全に空になった場合は帰宅後、即座に充電します)
予備と準備が大好きなので前の日までにすべて終わらせます。

現場の撮影

画像1

コスプレイヤーさんはメイクがあるので、だいたい一時間~二時間あとに入館します。

大体今は条件付き相互無償で撮影することが多いです。
昔はスタジオ代を全部出してもらってデータを渡したらオシマイだったんですけど、それだと自分の使える写真が手元に残らないのでサミシイ思いしてたんです。
なので最近は写真をお互いが自由に扱う前提で相互無償で撮らせてもらっています。

撮影枚数と納品枚数は異なります。
自分の場合、シャッター自体は250-500。
歩留まりは2割で50-100納品となります。
①光あわせ
②テスト
③本番

本番で撮れた後に、さらにダメ出しや追い込みをかけるので五枚目が本番になることが多いです。

速報渡し

だいたい
その日のベストセレクションを10枚程度、撮影後の食事(コスプレ界ではアフターと言う)の前までに送ります。
アフターが無い場合には送るタイミングが分からないのでそのままな事が多いですね。

納品

画像3

ここから先は

255字
月一以上の撮影活動を行いますので、写真集や活動ノートを毎回読むのでしたら圧倒的にお得です。

Unlimited Member

¥120 / 月 初月無料

こちらに登録すると、note内の全ての有料部分が閲覧できます。 (ダウンロード販売に関しても全てダウンロードできるようになります) 登録し…