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【東京国盗り歌合戦 ~東海道線方面~】2019年8月9日 第二十四下車@小田原駅

■カラオケボーイズふたたび

 7年半の沈黙を経て、あのボーイズがなぜか復活した。
 ふたりとも既に住まいは東京都外、また互いに遠く離れて暮らしているが、実際距離は然程の障壁とならず、問題があるとすれば決して短くない時間の経過―つまりブランクである。
 しかし、企画の肝である曲作りにかかった時間は、おそらく国盗り史上最短。クオリティを犠牲にしてもいない。
 「あの頃のようにやれるだろうか」―そんな不安も見事杞憂に終わった。
 目には見えない互いの成長を感じることの出来た有意義な夜ではあったが、対決の前に食った飯には相変わらず閉口した。

 今後とも、カラオケボーイズの活躍に期待してほしい。

■対戦曲=前前前世 / RADWIMPS

勝者:アートモバイル

■作った曲=僕らの名は

前が曇って、見えない
後ろには、カレーが見えてたのに
僕らが辿り着いた
この国は、盗るに足りない

隣の領地をイノセントにした大盗賊団
君らが何と言おうと
この国のトポロジーは、他と違い

まあ、いいさ
まずは、あそこから襲おう
なんだって?!
ひと息もつけやしないの?
じゃあ、いいよ
あそこで僕らを語ろう
ああ、そうかい
僕らは決して歓迎されてない
でも、いいんだ
僕らには前世の宝があるから

■国盗り紀行 ~小田原・真鶴編~

 令和元年8月9日金曜日、21時に小田原で合流。
 ふたりともグーペコだったので目に付いた店で夕飯、しかしあまりおいしくなかった。
 なにぶん7年ぶりの国盗りだったので、飯を食いながら方針などを話し合おうと思っていたが、飯が奮わず、話も進まず。
 退店後即座に対決の場へ。22時。

 対決及び作曲はトントン拍子、しかしその後、妙な難題を互いに出して取り組んでいたら午前3時になっていたので、そそくさと退店。
 ラーメンが食べたくてこちらへ。思えば夕飯を食ってから既に6時間ほどが経過していた。

 深夜なのに店内はいっぱい。店員さんもお客さんも元気いっぱい。
 塩ラーメンがイチオシみたい、あいにく塩は一杯しか作れんとのことで俺は醤油を食った。塩も醤油も、とてもおいしかった。

 課題も終え、腹も満たされ、あとは風呂に入って寝るだけ。

 仮眠所は満杯だったので食堂の一角で雑魚寝をしたが、空調によりすっかり冷え切ってしまった。9時退店。

 朝食を摂りつつ、微妙にマジメな話などをする。

 8月10日土曜日午前10時、ちょっとばかし思い出深い真鶴へ。お盆休みの初日のせいか、道中はえらい混雑、なんとか目的地の真鶴半島の景勝地「三ツ石」へ到着。11時半。
 およそ10年程前の記憶が一気にフラッシュバックし、なんとなく言葉少なになる。

 三ツ石ほか、風景。
 遠くに初島が見える。

 それにしても暑く、いくら感慨深い場所とは言えど炎天下にそう長いこといられるものでもない。
 来た道を戻り、以前真鶴を訪れた時に立ち寄った、駅前のとある食堂へ。

 このお店は基本的にはお魚屋さんらしく、メニューが特段ない。
 お客の予算を伝えるとおまかせで料理を出してくれる。
 ちなみにひとり2,000円でこんな感じ。2,000円は一番安いコースではあるが、ボーイズにはこれで十分すぎる。

 真鶴駅前。

 食い終わって14時。
 まだ帰宅するには早いので、もうひとつ思い出の場所へ。

 温泉に入って、休憩所で他愛のないお話。
 少し高台にあるので、窓から見える湯河原の街並みがとても美しい。
 居心地良すぎで2時間くらい。

 その後はなぜか箱根湯本に向かったが車を停める場所を見出せず、やや不完全燃焼のまま解散した。

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