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Ken US stock diary #9 Zscaler 企業分析,業績分析,決算分析していきます。

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Okta、Crowd Strike、Palo Alto Networksとサイバーセキュリティ企業を調べてきましたが今回は第4段 Zscaler社を調べて行きたいと思います。
Zscaler社は先日24’2Qの決算を発表したばかりで発表後、AHで株価は一時12%高という反応を見せました。ZscalerはZero Trust Exchange Platformという従来の境界線(ネットワークの外側で防御するファイアウォール等)防御の方法ではなく、ネットワーク内では誰も信用しないというZero Trust Systemを採用している(Crowd Strikeとはまた違った検知撃退システム、Crowd Strikeは端末の入り口に特化)企業です。
先日のPalo Alto Networksが決算説明会時にこのシステムを採用している事を発表し、各社がそれぞれの顧客ニーズに沿ったプラン提案をしているくらいこのサイバーセキュリティという分野は企業の規模やエリア、人員、端末数、データセンターやサーバーの場所によって激変するという事を学ばせていただきました。
分かりやすく言うと企業や公共機関がサイバーセキュリティ企業と契約をする際、自社のシステムとニーズに沿った企業を選ぶわけであってそれには一長一短があり、必ずしも業界のリーダー企業と契約をするわけでなないという点を学ばせていただきました。
(例えば投資家にとって半導体ではNVIDIAを持っていれば良いという概念がありますが、サイバーセキュリティ企業はそうではなく自社のシステムによって選択肢が変化してくるという事です)
こういった業界特有の事情を持つサイバーセキュリティ企業、Zscalerを深堀していきたいと思います。
※個別銘柄に言及する内容が含まれますが筆者の経験と知識を基に見解を述べているもので売買を推奨するものではありません。この先に進まれる方はこの件に同意されたものとみなさせていただきます。

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