"社長だと隠して、タイミーを使ってスキマバイトをしてる"タイミー小川社長の大事にする現場感と、オペレーションエクセレントなサービス
皆さんおはようございます!
神戸市の織田です、
11月27日はスキマバイトのタイミーさんのイベントでした!
そこで神戸市側で登壇させていただいたのですが、すごく貴重なお話をたくさんいただいたので簡単なイベントレポートシェア!
若干26歳でありながら、900名社員の代表であり、
今も年間3倍の成長をしていて、
Forbesで起業家ランキング2位にもなった小川さん。
26歳で日本を代表する経営者になられた小川さんのマインドや大事にしていることの一部を聞かせていただきました!
■7名以内のアルバイト募集ならほぼ100%集まる
毎年急激に成長し、
物流や飲食業界などや、
季節によって人手を欲する農業や、
イベント等の突発アルバイトなどでの活用が多いらしく、
小川さんの影響もあり、10代~30代と働き手側は若手が多いみたいです。
逆に雇用主側は関西ではこれから広げていくらしく、今は
この人手不足と言われている時代に、
募集をかけたら7名以内募集ならほぼ100%集まるみたいです!
■現場にある。大人版キッザニア
実はタイミー小川さんとは不思議なご縁で
織田が2017年スタートアップカフェにいた際に、
たまたまタイミーリリースの前日にお越しいただき、お話ししていました。
そして2年前にも、タイミートラベルの行政コラボでのリリースをきっかけに、登壇ご一緒させていただき、
その時もメディアでたくさん取り上げられているにもかかわらず
「毎年必ず自分自身が、社長であることを隠して、タイミーでアルバイトをしている」
と話されていました。
答えは現場にある、というのを2年前も今年も一貫して話されていました。
好きな経営者の本当に多くがこれを言っている気がします。
そして、タイミーを「大人版キッザニア」とも言っていて、
最近では会社員の方がスキマバイトで「お金」「経験」を稼ぐ機会も増えているみたいです。
「一番手間なく、気になる業界の現場に潜入できる」ツール的にも、もっと使ってほしいとおっしゃっていました。
■自分自身の原体験から
元々小川さんは5つほどの起業を実施してたたみ、
その後、お金がなく、日雇いの仕事をたくさんしている中で
「もっと楽に、手続きができたらうれしいな」
「お金も即日で入ってほしい」
という原体験と自分自身が欲しいという理由でタイミーを立ち上げ
上場とかそういった目標ではない純粋な気持ちから立ち上げたとおっしゃっていました。
ちなみに創業時は3~5万円/月で、3人でシェアハウスして365日24時間働きながらサービスを初期作ったとのこと。
■1つでもタップを少なく。オペレーションエクセレントに
そしてその原体験がすごく強いのが、
現在競合を10倍以上話している理由であるとおっしゃっていました。
というのもタイミーが2年前の登壇時から一貫しておっしゃっていたのは
「オペレーションエクセレント」
ちょうど先日もメルカリがスキマバイト事業に参入するというニュースがありましたが、
例え大手、大企業が参入してきても他の追随を許さないし、負ける気がしない
とのこと。その理由は2つ。
1つ目は、大企業にはできない「一点集中」がやっぱり強いということ。
想いもお金も人も全て一点集中できるスタートアップは、大手にかてるとのこと
そしてもう1つ一番重要なのが「オペレーションエクセレント」
導入する企業にとっても、仕事を探している方にとっても、
1タップでも少なく、
手続きを一番楽に、
それぞれの痒い所に手が届く。
ユーザーに選ばれるのは結局究極はここで、
そのためには「原体験」「現場」「こだわり」「熱意」が重要で
大手とはそこが圧倒的に違うがゆえに、
「我々が一番オペレーションエクセレントを実現できる」とおっしゃっていました。
同じシェアリングエコノミーのEcboの社長さんともお話をさせていただいた時も
「1タップでも少なく」というこだわりをおっしゃられていて、
Akippa金谷さんとお話をさせていただいた際も同じことをおっしゃられていました。
■仲間集めと、優秀なエンジニアのコードはずっと残る
そして会場から「仲間集めはどうされましたか?」という質問。
最初のサービスは優秀な友達と一緒に作ったが失敗し、
「こんなに優秀な人たちの時間を取ってしまった、、、」
というきもちが残り、
友達ではなく、「アイデアとビジョンに共感してもらえる人」と、
そしてこだわりすぎないで、先ずは一緒にやってみることから、
という回答でした!
また、
「エンジニアはどうやって探しましたか?」という質問に対し
TwitterでひったすらにDMを送り、「この人は!」という人にお願いをした。とのことで、
資金調達後「月100万円で、サービス作っていただけませんか?」
とDMをしまくり、
結果的に「この人は!」というエンジニアさんにお願いできて初期リリースができたとのことでした。
しかも結果的に1カ月でサービスのベースができ、
しかも「優秀なエンジニアさんのコードはずっと残る」
逆にそうでない方のコードは後から別の人が「解読」「書き換え」が発生し、
それですごくコストがかかっていて、
優秀なエンジニアさんは本当に年収は高いですが、結果的にその方がコスパはいい、
という話も印象的でした。
■プラットフォーマ―としての両お客さんのバランス感
あとは当然でもありつつ、働き手と雇用主両方のニーズをかなえるために、
片方に過度にニーズをかなえるのではなく、
お客さんの増える具合に合わせて、どちら側にどんな機能をつけるか、
向こう数年まで計画はあるみたいでした。
ここからは、小川さんの話されたことベースで書きます~!
■労働人口が減る日本で
日本は人口が減っていく。GDPは人口×生産性なので、純粋に減っていくし、
ドイツ、インドにも抜かれ、4,5位、さらに下がるし、もっと下がるかもしれない。
これまでの日本の先人たちがGDP世界2位までしてきた中で、
数十年後、引き続き自分は経営をしていると思うし、
自分が国の中で代表する経営者になった際に、
日本がその時、どんどん下がってもし活気がなければ
自分はめちゃくちゃ悔しいと思う、
だからこそスキマバイトのタイミーで働き手不足の課題を解決し、
現場を知っている会社として、DXだけでない、現場のアップデートもしていくし、
日本の根っこの課題である労働人口不足をこの会社で解決したい。
全員の「時間」が最大活用され、その選択が多様にあることを目指し「タイミー」にしている。
■外国の方のウェルビーイング指標
そのために、色んな課題がある中、個人的に「外国の方々への対応」面で、
日本にめちゃくちゃ課題があると思っていて、
外国の人が、日本を好きで、選んできてくれているのに、
労働力としか見ていなくて、外国の方のウェルビーイング指標とか
その方々がどう過ごしているとかをフォローしていない。
日本からしたら、来てくれていることは本当にありがたいはずだし、
向こうもここを目指してきているのに、
今のままだとプレゼンスをただただ下げている。
先人たちが日本をいいイメージがどんどん崩れていると思う。
タイミーも今は日本人が99%だし、
外国の方が働く上では書類面など課題がまだ多いためなかなかオペレーション的に伸びないもどかしさがあるが、
制度改革など含め、そこもオペレーションエクセレントにして、雇用の創出と、
外国の方の働き方文化やイメージ、雰囲気自体も変えていかないといけないと思う。
■行政と民間
民間が色んなソリューションを持っていて、
行政としては今後税金が増えるかわからない中で、
民間のソリューションを一緒に広めるなどがあると、
税金を減らす可能性に繋がるし、
かつ民間が上手く活用される、
そういった民間と行政の関係性が望ましと思う。
(あるものは届け、ないものは作る、をすべきと思う織田もすごく共感でした)
■東京と関西、実際そんな差はない
東京だからと言って、情報のとり方次第で、別に上下の差はないと思う、
むしろ関西には関西にしかない情報があるし、
街自体の活気は関西の方が感じる気がする
東京は東京で使えばいいけど、「東京じゃないから」というのはいいわけでしかないと思う。
後半はメモベースになってしまいましたが、
感想としては織田も、第一線でやっている若手経営者の話で、
「内容より、雰囲気を浴びることができた」
でした!楽しかった!!!
皆さん今日も素敵な一日を!^^
アート、教育、探究、子育て、生き方。アーティストとして、スクール長として、本音しか書きません!