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皇居と博物館に心打たれて、夢を見た。

昨日、皇居参観と、東京駅のKITTE内博物館を友人と見学し、その影響なのか、こんな夢を見ました。
とても不思議な感覚を持ちました。見学などには直接関係ありませんが、聞いて驚いた話や、現在置かれている環境の登場人物が出てきました。
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僕は実家に住んでいました。隣のうちから男性の怒鳴り声が聞こえてきます。
「オレは会社に行かねばならないのだ!だから留守番くらいしてろ!」

窓から覗くと、年長さんくらいの小さな男の子と、老人が呆然と立っていて、怒鳴り声の男性は、どこかへ出かけていました。

留守番くらい、といっても、小さな男の子と、80歳は過ぎていそうなヨボヨボの老人・・。あまりに不憫で、僕は窓から「何かお手伝いできることがあれば」と声をかけました。

男の子はかなり気落ちしています。よく見ると、息子に似ていました。
老人はもう呂律が回りません。
僕は、一緒に留守番し、彼らを励ますために、ある土偶みたいなものを仕入れました。象のような形のガネーシャ(インドの神)でした。

高額な買い物でしたが、彼らの家の守り神になればと後悔はしませんでした。
しかし、届いて箱を開けてみたら、なんとガネーシャの象の鼻の部分がポキッと折れていたのです!

これは大変だと思って、宅急便の方に相談したら、凄腕の修復師を呼んでくださいました。
修復師は、神妙な顔でそのガネーシャ像をみて、「これを直すのは・・五分五分ですね・・」とつぶやきました。

僕、男の子、ヨボヨボ老人の3人は、畳の部屋で正座をして、祈るようにその修復作業を見守っていました。

数分かなのか数時間なのか、時間の感覚がわからなくなっきた時に、突然修復師が汗まみれで言い放ちました。
「最善を尽くしました。あとは神のみぞ知るです。さぁ、鼻を引っ張ってみましょう・・」

男の子が鼻を手に取って・・恐る恐る引っ張りました。僕はギリギリと歯軋りをし、頼む・・と願いました。

その時、ガネーシャはパァァ・・!と光り輝き、鼻はびくとも動きませんでした。「直った!!」とみんな叫びました。

修復師は、「安心してはいけませんよ。いつ何時、鼻が取れるやもしれません。慎重にお過ごしあれ」と言って去っていきました。
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そこで、目が覚めました。

キーワードはいくつもあります。
息子に似た男の子は純粋なる自分。
ヨボヨボの老人は現在、未来の自分。
怒鳴る男は、身内に脅威を持たせるある人物。
買い物の高額さは、昨日友人に聞いた話。
土偶は、博物館の仏像の模彫の展覧会にて。修復師は職人。
鼻が折れたのは、骨折のことか。
いや、そうじゃない。自分を守ってくれるものの、最大の危機というべきか。

そして、傷が治り光を取り戻どしたということは・・・。

全体的には、皇居で感じた厳かさと神聖なる気配が漂っていて。
何かの儀式的なものを、夢で体感したのかもしれませんね。

夢判断の大切な要点を、東北一のセラピストの方に聞きましたら、「ストーリーよりも、印象だ」と言われてました。
何が一番印象的だったのか。
それは、間違いなく、ガネーシャの鼻が直ったことです。以前よりも光を増して。
そのことが、何を意味しているのか。夢、という、深い無意識の世界から、何を伝えようとしてるのか、きちんと考えなければなりませんね。

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