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息子の誕生日

息子の希望で川崎まで水族館に行ってきた。お目当ては、どうやら魚ではなくて、お土産屋にある魚の変形ロボだったらしい。それは売り切れていた笑。
だけど、指を入れると角質を食べに寄ってくる、大量の小さな魚が気に入っていた。ツンツンつつかれる感覚にはまっていた。
途中、ハロウィンのランタンを作ったり、カフェでクリームソーダ飲んだり、併設されてる熱帯コーナーのナマケモノやカピパラを触ったり、楽しんでいたようだ。
帰り道は流石に疲れたのか昼寝をしていた。あとで夜が長引くのことになるのだが、寝かしておくことにした。
帰宅後、16時半より近所の小学校で開かれていた秋祭りを見に行く。全学年5クラスあるこの学校だけに、たくさんの児童や保護者が来ていた。それぞれの屋台では50人以上の長蛇の列も並んでいたので、諦めてうろうろしてたら、消防車と隊員の方々が10名ほどいた。
「今日が誕生日なんですー」と声をかけたら、なんと運転席に乗せてくれて帽子まで被らせてくれた。息子は緊張しながら、しっかりとハンドルを握っていた。

17:30。メインイベントのキャンプファイヤーが始まる。あたりはもうすっかり暗くなり風も出てきた。スタッフのおじさんが、踊ったり回ったりする動きを教える。子供たちはもう何百人も輪になっている。何かの卑弥呼的な儀式のように、いや今風に言えば「フェス」のように(笑)、大盛り上がりの子供達と、目を離さないように必死な保護者たち。もちろん、フェスとは違い、nonアルコール!。自分らの娯楽じゃない!!ここ重要。
踊り、はしゃぎ、逃げ惑う子供達をワンオペで追いかける親もいて、(僕もだが)。それでも、夜の学校、夜の祭りは、僕らだって子供の頃はすごく楽しかった。全く異次元の世界。夜というだけで、いつもの場所もいつもの友達も、みんな何か魔法がかかっている。。ああ。懐かしい。

キャンプファイヤーにも飽きた息子は、雄叫びをあげながら、校庭中走り回っていた。そしていきなり帰る!いい自転車に向かう。
帰り道にスーパーにより、おぞうさいやお寿司やケーキを買う。
ようやく帰宅。この2時間、妻は下の娘の世話で何もできていなかった。僕は朦朧としながら、夜ご飯の準備をした。(なんせ朝5時に起きて5㎞ウォーキングしてたからだ)。息子は喜んでお寿司を食べ、焼きそばを食べ、ケーキはまだかと催促した。(下の子は爆睡中)。

暗い部屋でローソクの火を消す前に「パパとママで僕に歌をうたってよー!」と催促。微笑ましい。そして2人で歌い、満足げに火を消した。誕生日プレゼントは、期待してた変形ロボではなくて、プログラミングができるニューブロックでがっかりしていた。すまん、と。胸が痛んだ。
まず初心者向けの機関車のモデルを作って、プログラムして動かしてみた。息子は驚いてたが、やはりまだ少し早かったかもしれないな。まだいろんな形を作る、という程度でよいのかもしれない。

そして20:30、今までで一番遅いお風呂。ようやっと寝室にはいったのが21:30。いつもよりだいぶ遅いが、きっと満足な1日だっただろう。最後まで、「このあともすぐ誕生日会やるから(友達のうちかな?)、その時はロボね」と言っていた。ロボもいいが、すぐ飽きるのだ。

そして22:00。足腰が凄まじくしんどいし、ずっと外に出ていた独特の疲労感。歩行距離も19,000歩13㎞か。さて、この記録をつけれたから寝よう。夫婦で振り返りもせず、もう寝る、寝る。

おめでとう、5歳。
感慨深い思いはまた明日ね。笑。

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