見出し画像

今朝の夢を息子に語る

起きる時に、息子が言いました。
「夢はみません、といつもお祈りしてるのに、なぜみちゃうんだろう?」
息子は怖い夢を見たくない。とはいえど、今朝見た夢は、そんなに怖い夢ではなかったようですが。

そこで僕は、今朝みた夢を話しました。朧げに覚えてるのは、
・ナマハゲが出てきた。
・阿佐ヶ谷姉妹がラーメンを食べてた。
・桜島まで歩いて散歩した。
・スズメバチがいる

というシーンだけです。

それに色をつけて面白くして語りました。

まず、ナマハゲの話。
ーーー
最近駅前に来ていたナマハゲ祭り。そこで「悪い大人はいねかぁ!」と叫ぶナマハゲに捕まったパパ。右手を赤鬼、左手を青鬼掴まれて、中央線に乗り、新幹線に連れて行かれる。乗客は怖くて逃げて行く。
新幹線に乗る時に、鎖でぐるぐる巻きにされ、ナマハゲたちは車内のトイレに行く。その隙を見て、乗車ドアが閉まる直前に転がって、なんとかホームに脱出。
動き出す新幹線の窓から、ナマハゲたちが悔しそうに叫んでいる。パパは駅員さんに、大きな鋏で鎖を切ってもらい、なんとか助かって目が覚めた。
ーーー
息子はハラハラして聞いている。次は?と聞くので・・

ラーメン屋の話
ーーーー
パパはラーメン屋さんで注文しで待っていると、同じ席に阿佐ヶ谷姉妹が座っていた(息子にはピンクの服を着たおばさんと伝えた)。先にピンクのおばさんたちのラーメンがくる。それはバケツのような大きな器に入っていて、ナルトが2個乗っていた。
おばさんたちは「なんでナルトが2個しかないのよ!」と怒っている。ラーメン屋の店主の親父は、含み笑いをしながら「まぁ食べてみてください」という。仕方なくナルトをそれぞれ食べると、ラーメンの奥からまたナルトが浮かんできた。食べたらまた浮かぶ。それが繰り返され、無限にナルトが浮かんできて、おばさんたちは喜んで食べていた。
パパはそれを見ながら、なんだか不気味だなぁと思っていると、なんと、そのおばさんたちの目がナルトになっていたんだ!!(息子はギョッとする)。おばさんたちは自分の目がナルトになっていることには気づかない。
そこで、パパの前にもラーメンが来た。ナルトが2個乗っている。(息子に、ねぇ、このラーメン食べる?と聞くと、ダメ!と答える)。そう!だからパパはその店から逃げたよ。走って逃げて、目が覚めたよ。そこは「妖怪ラーメン屋」だったんだ。。
ーーーー

桜島とスズメバチの話
ーーー
パパは桜島まで散歩をしてたんだ。すると、たくさんのスズメバチに追いかけられた。パパは逃げた。そして菜の花の畑のある方へ向かった。スズメバチは、菜の花の蜜が好きなことを知ってたからね。スズメバチはそちらに向かったけど、目の前には大きな岩が立ち塞がっていた。
この岩を登らなければ、またスズメバチがこちらにきてしまう。登るしかない!
(息子は保育園にあるボルダリングの難しさを知っている)。
パパはなんとか登った。登っては滑って、登っては滑って。なんとか頂上までたどり着けそうだけど、もう力が出ない・・。もうダメだ・・。
その時!
岩の上から筋肉マッチョの手が、パパの腕を引っ張り上げてくれた!誰だと思う??
息子「J叔父さん!」。
そう、叔父さんは君を肩車できるくらいに力持ちだからね。パパの身体もヒョイっお持ち上げて、岩の上まで運んでくれたよ。
そうして、2人で桜島に行ったっていう夢!
ーーー
息子と僕は、寝室から出た後も、この夢について話していた。
息子の好きなものや嫌いなもの、身の回りにあるもの、最近ハマっているものをふんだんに取り入れた創作話だ。ほんとにこんな夢を見たんじゃないかと思うほど、次々に思いついて口からお話が出てくる。身振り手振りも加えて、息子も食い入るように見聞きしている。

夢も、現実も、作り話も、神様から見てみれば似たようなものかもしれないなと思う。七日間で大急ぎで作った人間だから、何が本当かわからないほど、雑なものだろう。
それなら、面白い夢を見ていたい。ずっと、笑ってドキドキしていたい。

おしまい。

よろしければサポートお願いいいたします。こちらのサポートは、画家としての活動や創作の源として活用させていただきます。応援よろしくお願い致します。