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世界が「ひとつ」だと知るために。

「今、この瞬間です」と、答えます。

ワンネスとか、目覚めとか、覚醒とか、統合とか、悟りとか。もしも、尋ねられたら、そう答えます。

拙著「人生がひらく100物語」にも、

俺が「それ」に出会ったのは、病気による苦しみからの「今」を突き抜けた時がきっかけだったし、坐禅による恍惚体験も、呼吸に全集中し、今ここにすべての意識を注いでいたからだ。

「今」を、突き抜ける。

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と、その前にお知らせ。

クラウドファンディングで、一番の高額リターン(30万)を選んだ、静岡県で「カウンセリング&ボディケア・Na`au」を営む女性とのインタビュー。

きっと彼女も、その時の直感に従って、大金を手放した。大きなアクションを現実に起こすって、すごい勇気です。ぜひ、彼女の豪快な笑い声に、元気と勇気をもらってください(笑)。ワンちゃんも可愛いです。

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さて、

今。この瞬間の話。

「い・ま」

の「い」と言った瞬間に、それは過去だから、それは言葉には表せない。

すべての意識が生まれる前の、すべての源流。それは常に「在る」のだけど、我々は時間と空間という幻想に捉われているので、なかなかそれが見えない。

しかし、ただ「見えた」だけでは、一時的なもの。多くのスピリチュアルが、その一時的なものを「神」としてしまい、外側の世界に、叡智を求めたり、真理を求めたりして、それに答えを求めて、場合によっては依存し、場合によってはそれを他者にも良かれと思って伝えて、その他者は宗教にハマる子羊と化す。

そうではない。今を突き抜け、時間を超えるには、もっと大きな「意識の拡大」が必要になる。

覚醒とか目醒めとか、何をもってそう呼ぶのかは様々だけど、多くの人が体感する通過点として、

「自己への俯瞰」と「世界との一体感」

が挙げられる。

そのような状態になるには、例として、「高い集中」と「収縮と解放」という、両極の動きがある。

そのために、動作などが鍵となる場合は多い。動作の中にある感覚と集中は「今」に意識が向かいやすい。

座って瞑想などから「今」を感じるのももちろんいいが、こんな風に、意識が拡大していくケースもある。

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