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「コントロール・システム」と「シンクロ・システム」(前半・無料) コントロールを手放してみる。(後半・有料)

今回の記事は前半の無料部分、後半の有料記事で分かれています。

「コントロール・システム」と「シンクロ・システム」


「自分の人生を思い通りにコントロールできます!」

「〇〇をやれば思い通りの人生を過ごせる!」

なんてね。

もしもそんな方法があったら、喉から手が出て、財布のお金も出して、口座の残高も引き出してでも欲しくなりますよね(笑)

確かに自己啓発やスピリチュアルの世界では、それらの方法(メソッド)として情報商材のようになっていますが、あなたもお気づきの通り、そんなものをいくら学んだところで、人生を自我や思考で思い通りにコントロールできている人なんておりません。

それを売る講師側だって、実は人知れずのたくさんの努力と苦労があって、今の地位を築き、キープしているのです。

少し話は変わりますが、先日、「LIVE!Meditation music」が無事に終了しました。

素晴らしいライブになりました。あわや緊急事態宣言とか、蔓延防止策とか出されるのではという微妙な時期でしたが、なんとか通常通りの開催(もしそうなると、会場側で、人数や、アルコール、打ち上げ、など、色々と制限がかかってしまうのです)できました。(と言ってたら、今日になってさっそくニュースにその話題!

パーカッション「地球バイブレーション セコ・サンチェス」

今回は、ピアノに、心理コンサルタントでもある「大塚あやこ」さんと、インディアンフルート奏者で、アーティストの「真砂秀朗」さんが参加されていて、それぞれに「ソロ・パート」の時間を作り、お話を演奏をしていただきました。素晴らしかったです。

お二人の話を交えて、「人生をコントロールする」ことについて。

真砂秀朗さんは音楽はもちろん、絵画や、絵本、書などの作品もたくさん発表しているアーティストですが、もう一つの顔として「田んぼ」があります。

それも「自然農」というスタイルです。僕も自然農を数年間実践してましたが、自然を相手にするって「コントロール」って不可能な領域です。最近もトンガの海底火山とかの話がありますが、とにかく自然って、人間の知識や技能では及びもつかないものです。

おそらく「そんなことは知ってるよ」と、これを読んであなたも思うかもしれない。しかし、農業(特に自然農法)をやったり、日頃から海だの山だのという場所に身を置いていると、それをとことん痛感します。

それは頭の理解ではありません。心とか、体とか、とにかく「自分の全存在」をかけて、自然という、美しく、荒々しい宇宙と対峙し、受け止めることになります。受け入れないといけないものであり、共存すべきものだと腹の底から理解します。

それは、人間の自我では、時に理不尽にすら思えるくらいです。

真砂さんはLIVEのMCで、

「コントロールシステムと、対極にある、シンクロシステム

と仰ってました。

「人類はコントロールするシステムを作り上げてきた、しかし、もうそれがこの時代に限界に来た」

これは多くの方が感じていらっしゃると思います。コロナ騒動から、政府の動向一つで仕事や収入や行動が制限され(日本はまだマシです)、我々が今まで「普通に暮らしている」と思っていた“普通”と呼ばれるものが、実はとてもアンバランスで、危なっかしいところにいたのだと。

真砂さんはこうも仰います。

「だから、シンクロシステムが逆に見えやすくなった」

まさしくさまざまな不調和が表面に浮き上がり、マスメディアの在り方などに疑問を持つ方も増えてきました。そして、精神性やスピリチュアリティに興味を持つ人たちが増え続けていると思います。

シンクロシステムは、自然の中で生きることで、「コントロール」することから、「調和」していくことを体感し、「共存」することで、自然と一体化していくことです。

大塚あやこさんのお話でも、

「日本人は古来から自然を信仰していた」というお話から、

「自然という力に委ねる。それがこれからの時代の“在り方”」

と仰ってました。

彼女自身、鎌倉に住み、SAP(スタントアップパドル)をやっています。いつも海を感じて生きているから、より一層、それを感じるのだと思います。

今回は「メディテーション・ミュージック」というタイトル通り、瞑想的な音楽も多く演奏し、また、「音楽という瞑想」の話もたくさんしました。

特に今回の「音楽」は、「即興」という要素をかなり取り入れているので、最低限の取り決めだけして、いつどんな風に変化したり、いつ終わるのか、またはもっと続けるのか、その場その場の空気感と、目配せでセッションをします。

「瞑想の歌」という楽曲(?)の演奏があったのですが、練習すらしてませんし(笑)誘導瞑想をしたのですが、そもそもそんなつもりもなかったし、あんなに長くなるかもわからなかった。

「音源化してほしい!」と希望の声もありました。そのうちレコーディングも考えてみたいです。

即興演奏というのは、ある一定以上の技量がないとできない技ですが、「シンクロニシティ」の連続です。相手の空気感を読みながら、全身をセンサーにして合わせていく。だから、演奏力や技術力だけでなく、むしろそういう「エネルギー的感度」が重要にもなります。

もちろん、決めてしまった方が楽です。でも、それだと損なわれるものがあるのです。なぜなら、我々の人生っていつも「リアルタイム」であり、

同じ時は存在しない

という原則があります。昨日と同じような1日でも、それは違う1日です。瞑想もそうで、昨日の瞑想と今日の瞑想は、外から見たらただ同じように座っているだけに見えても、それは全く違うものです。

そして「人間も自然」だということです。我々は、それを忘れていないでしょうか?

病気は薬で治す。ワクチンで治す。細菌やウイルスと共存、シンクロではなく、除菌滅菌。食べ物は、エネルギーよりも栄養素を得ることばかりになり、体を動かすのは美容健康ダイエットのため…。

我々は、自分や自分の人生をコントロールしようと必死になりすぎてないだろうか?

あなたも自分の人生に置いて「コントロール」をしてしまいがちになってませんか?

少し、操縦桿を手放して、大いなる宇宙に身を委ねる時間を増やしてみませんか?それが「瞑想」だったり、真砂さんやあやこさんの言う「自然」だと思います。

ぜひ、海や山と「あそぶ」時間、そして自分自身という自然とあそぶ「瞑想」という時間で、自然に身を委ねてみてはいかがでしょう?

ちなみにライブの様子はアーカイブ販売しております。

グッズ付きもございます。

さて、後半は、もう少し具体的に、「コントロールを手放す」ということに焦点を置いてみましょう。

その前にお知らせです。

2月12日(土) 奥平亜美衣さんと「宇宙とあなたと魂のお話」

こちらは会場でリアル参加(限定20名)と、オンライン視聴(ツイキャス)の2種類の参加方法があります。詳細はまもなく。

また、1月28日(金)20時〜、僕のYoutubeチャンネルで、亜美衣さんと対談します。こちらは無料です。新刊「アインソフの物語」について、魂の話などをしようかなと思っています。

さて、後半。こちらから有料記事です。単品購入もできますが、月額マガジンがお得です。

コントロールを手放してみる。

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