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探求文庫 #132 タネを蒔くことから始まる

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探求文庫 #132 タネを蒔くことから始まる

5月の連休も過ぎれば、すっかり春ですね。我が家でも、毎年プランターで植物の苗を植えたり、タネを蒔いて育てます。そしてもちろん食べます(笑)。

しかし、この「種蒔き」こそがすべての始まりです。タネを蒔かない限り、芽は出ません。芽がでなけりゃ、花も咲かなきゃ実もつかない。

タネを蒔いて、発芽するまでに時間がかかり、双葉から本葉が出て、茎が伸び、葉をたくさんつけ…。この段階ですら、植物はたくさんの『時間』がかかっているわけです。そこから花が咲き、受粉し、実を結び、種が落ちる…。

これは我々人間世界も同じだってことです。僕らは常に「実」という結果や、「花」による周囲からの認知を求めます。どんなに根を伸ばしても、誰からも評価されないし、どんなに茎を伸ばし、葉を増やしても、成果は得られません。

しかし、花を咲かせ、実を結ぶには根、茎、葉、そして水、太陽が必要であり、そこには「時間」が常にかかります。

これは僕自身の戒めでもあるのですが、ついついその事実を忘れがちで、周りを見て、成長と収穫の早い「早生(わせ)」の植物と比較してしまいがちです。

しかし忘れてはならない事実として、植物にはその植物のペースがあります。

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