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ムダ遣いをする貧乏。ムダ遣いをしないセレブ。

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昔、とあるお金持ちの社長さんとの会話。その方は東京都港区で長者番付に入るくらいのお金持ちで、当時オレがバイトしてた料理屋のオーナーだった(今はもうないよ)。

「大島くん、わしは不思議なんや。金がない金がないっていつも言うやつおるやろ?金がないない言うてんのに、いつもコンビニで菓子やらジュースやらすぐ買うんや。茶なんぞ家で淹れれええのになぁ」

20代だったオレは、社長の言うような「金がないっていつも言うクセにムダづかいする若者」だったので、「はぁ」と、なんだかいたたまれなくなった。たぶん、彼もそれをわかって言ったのだろう。なぜかオレはその社長から好かれていて、二人で喫茶店でお茶をしたり、店で座って酒を飲んだこともあった。だから「気づけよ」と、諭されていたのだ。

「わしがなんで金持ちかわかるか?」

と聞かれたので、

「えーと、やっぱ、社長が超優秀だからじゃないですか?才能や、努力もしてますし…」

と言うと、

「ちゃうちゃうちゃう!」と社長は笑う。「わしが金持ちなのはな、金を使わんからや」と言った。

確かに彼はケチだった。従業員一同、彼を好きという人はいなかった。びた一文負けない!という感じで、金銭感情にシビアだった。

しかし、彼は株とか土地とか、投資には容赦無く使う。つまり、使うときは使うし、使わないときはとことん使わない人だった。

彼を見習いたいと、当時も、今も思えないが、学ぶところはあった。確かに「必要のないものを買う」というのは、人生にとっていかがなものか?

社長の影響で、自販機やコンビニで、安易にペットボトルのお茶やジュースを買うのをやめて、家で湯を沸かし、茶を淹れて、冷ましてから空のペットボトルなんかに入れて持ち歩くようになった。自分で茶を入れれば、原価なんて4円くらいで、しかも美味しい。

“安物買いのゼニ失い”というコトワザがあるが、まさしくお金がない人って、ムダづかいが多い。バーゲン品や、福袋で、必要なくても「お得」という言葉に釣られて群がるのは、どういう人だろう?お金持ちは、そんなことをするだろうか?

オレに知り合いは、けっこうリッチな人たちが多いが、見ているとムダなお金の使い方はしない。大盤振舞いもするが、いつもそうだとは限らず、案外きっちり割り勘もしたりする。節約もする。

オレは今、おかげさまで経済的にはかなり自由度がある。個人事業主になって4年をすぎた。今回、3期連続で、年商は1000万ほどだ(去年だけわずかに届かずだったけどね)。

自分のビジネスに対して、オレはまったくもって具体的な「売り上げ目標」や「期間」など、あらゆる『数字』をまったく意識してない。以前は、ビジネスを学び始めた頃は、かなり細かく意識したものだが、そのスタイルに疲れを感じて、思い切って手放した。知ってる、けど、使わないという感じ。

それから「必要な時に、必要なだけお金は入る」と“決めた”ら、ほんとにその通りになっている。ビジネス・マーケティングや、「稼ぐ戦略」は、向き不向きがある。しかし、それはやってみないとわからないし、知ってるからこそ、見えるものがある。ある程度とはいえ、勉強したのはすごくよかった。(周囲の動向もよくわかるようになった)

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