見出し画像

夏、京都

前回のnoteでは、

後半に「姫路」滞在の日記を書きましたが、この後京都へ行きました。

京都タワー

7月12日。夕方16時過ぎに着くと、地面はびしょ濡れでした。強い雨が降ったようですね。

この日はテイクアウト弁当で、ノンアルビールで休肝日。

夏野菜カレーを伊勢丹デパ地下のカレー屋さんでテイクアウトしたら、ご飯にレーズン…。

翌日は、自身の学びのためのワークショップのクラスに参加。深い1日となりました。そして、最近感じたことの「答え合わせ」のようなインスピレーションもたくさんあり、自身の向かうべき道に確信を深めました。

それは「vision(ビジョン)」です。祈りと祝福。すべて、そこにむけていきます。もちろん、これまで通り「瞑想」や「身体動作のワーク」「繊細さ」や「自然・山」「音楽」などの関連のワークはしますが、向かうべきは、完全なるわたし、完全なる世界へのvision。

さて、翌朝。

https://sentidocoffe.theshop.jp/

大好きなカフェでモーニング。浅煎りのコーヒーと、たまにしか食べないパン。

サクッとカフェタイムを楽しみ、朝の京都御所へ。

実は、京都御所は個人的にすごく好きなところです。

木々の中で、オレンジ色の袈裟を羽織った、タイ人のお坊さんグループが、あちこちでレジャーシートを敷いて、木陰でじっと瞑想していました。

その空間がとても心地く、居心地良いもので、僕も手頃な切り株に腰掛け、目を閉じて静寂を感じていました。

瞑想する人から出てる波長みたいなものってあります。うまく言えませんが、とても中庸な体感です。前にも進まず、後ろにも引かず。上に上がらず、下に降りず。ポジティブでもネガティブでもない。だからその林の中一帯が、なんとも言えぬ精妙な空間で、懐かしさを帯びた優しい雰囲気で溢れていました。

と言っても観光地。だから気づいた観光客が、珍しがって写真を撮ったりしてました。まあ、お坊さんと木と瞑想。欧米人にはアジアな神秘を感じるのでしょう。

しかし、僕は半眼瞑想(目を薄く開いている)をしていたので、その様子がよく見えてましたが、2回ほど、僕も写真を撮られました。その日は山に行く予定だったので、こんな服装ですよ?

午後、大文字山にて。

(いやいや、オレは坊さんちゃうんやから写真撮っても絵にならんやろ!)

と関西弁で思いながら写真を撮られるままに座ってました(笑)。ひょっとしたらどこかの誰かのInstagramとかに投稿されてるかもしれません。

そんな瞑想タイムを過ごし、曇り空とはいえ気温も上がってきました。そして今回は初めて、中にも入りました。

美しいですね。かつての天皇家はずっとここに住んでたわけです。この土地で日本のために祈りを捧げて、神事を行なっていました。感慨深いものがありました。

御所を出て、バスで東山へ向かいます。

おにぎりランチで腹ごしらえ。

この日は、「歩く」企画。

大文字山。

天気がカンカン照りだったら苦行になるなと覚悟してましたが、ちょうど良い気候でした。

今回のメンバー4人とも、大文字山は初めてとのこと。

途中のお地蔵さん。
有名な大文字焼きの場所で。オレの髪の毛がすごいことになってる笑


短いコースですが、しっかりとした山道を登ります。だから歩きごたえもあり、自然満喫感もあります。

そしてこの絶景。京都から大文字焼きが綺麗に見えるように、山からは街を一望できます。

大の字に込められた神秘と共に、祈りを捧げる時間となりました。また、秋の終わり頃にでもここで「歩く」企画をしようと思います。

帰り道。バスは大渋滞。それもそのはず、

祇園祭、だったんですね。そんなめでたい日に、京都御所、そして大文字山で、静かなビジョンを祈ることができて良かったと思います。

バスじゃ時間かかりすぎるし、冷房がキツく、汗冷えしそうだったので四条でバスを降り、地下鉄で駅へ戻り、ホテルへ。

サウナで汗を流し、二日間休肝日明けのビール。たくさん歩いたので、ビールも食事も美味しかったです。

夏、本番ですね。

温暖化と言われたり、異常気象と言われますが、実際どうでしょう?確かに、我々が子供の頃より暑いです。

でも、実は1700年代半ばから、つい数十年前まで「小氷期」という、地球全体の気温が少し下がっていた時期だったという話もあります。

つまり、今が暑いのか、以前が涼しかったのか。我々の短期的な見方では、計り知れないものがあります。でも、最近は地球全体の「平均気温」は、下降傾向にあるそうです。

気候って、長い目で見るとやれ温暖化だの寒冷化だの、そんなことは歴史上何度もありました。

例えば三内丸山遺跡などに代表される縄文遺跡は、紀元前4000年〜2000年ごろ、青森や北海道に多いですが、その時期の東北北部や北海道が、今の九州くらいの気候で、当時の関東などは、熱帯地方だったそうです。

つまり、青森くらいが人の住みやすい気候だったんでしょうね。

海面だって、今より数十メートル低かったこともあるし、数十メートル高かったこともある。長い目で見ると、騒ぐことや、批判することが馬鹿らしいですよね?

長い目、というのは「事実を見る」ということでもあります。だから歴史を知るって大事だと思います。


サポートという「応援」。共感したり、感動したり、気づきを得たりした気持ちを、ぜひ応援へ!このサポートで、ケンスケの新たな活動へと繋げてまいります。よろしくお願いします。