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田宮製畳×奈良祐希 世界が注目する陶芸家であり建築家の奈良祐希とのコラボレーションが実現

《畳の茶室》(2022)

Design: 奈良祐希
Construction: 田宮製畳

畳だけで構成された茶室。古来から茶室は交流の場でありながらも日常の喧騒から抜け出した非日常空間でした。
畳の「い草」の匂いは深い森に分け入った時に感じる清らかな空気の匂いと似ています。
究極のメディテーション(瞑想)空間としての茶室。畳は吸音性や調湿性、断熱性を保持する優れた建材でもあります。
畳の世界観を広げ、和室空間の概念を超え、内なる自分と向き合う新しい茶室(和風空間)のプロトタイプとしての提案です。

田宮製畳

明治40年創業で115年の歴史を持つ(有)田宮製畳。
和空間の進化を追求する為独自の畳を開発、販売し多くの企業とコラボやイベントを開催。
また名城大学の学生とコラボし和文化イベントや新しい畳の和空間の提案・製作を行うなど新たな取組を行い、畳空間の提案をし続けている。
公式サイト:https://www.tatamiya.gr.jp/

奈良祐希 Nara Yuki

陶芸家/建築家
1989年石川県金沢市生まれ。
350年以上の歴史を誇る大樋焼11代大樋長左衛門氏を父に持ち、祖父である10代大樋長左衛門(現 大樋陶冶斎)氏は存命の工芸作家唯一の文化勲章受章者。
伝統家系の長男である奈良は当初は陶芸から距離を置き、東京藝術大学で建築を学ぶ。
大学院休学中に多治見市陶磁器意匠研究所で陶芸の基礎を習得し、東京藝術大学大学院美術研究科建築専攻を首席で卒業。
2021年より建築デザイン事務所EARTHEN主宰。

Instagram:https://www.instagram.com/yuki__nara/
EARTHEN: https://www.instagram.com/earthen__official/


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