見出し画像

Vol.20【Nájera(ナヘラ)断念の巻】スペイン巡礼おばさん奮闘記


せっかく、初返信を頂いたナヘラのHostal Hispano 完全キャンセルしてしまいました。

気持ち良い対応で、Booking.comのコメント欄でも好印象だっただけに、本当に最後まで行ってみたい所だったので残念です。しかし、その後の行程を考えると、ナヘラまで行ってまたログローニョに戻るのには無理があるようです。

巡礼路途中にある

世界遺産スソとユソの修道院


1997年に世界遺産に登録されたサン・ミジャン・デ・ラ・コゴージャにあるスソとユソの修道院。泊まろうと思っていたナヘラから、バスかタクシーで約30分の所にあるスソは上の方、ユソは下の方の意味だそうです。6世紀、サン・ジャン(聖エミリアヌス)が、この山に掘られた穴倉に籠り弟子たちとともに修行し、最期を迎えた場所だそうで、崖にへばりつくようみして建てられ、11〜12世紀になってロマネスク様式で拡張され、博物館も兼ねているそうです。
ユソは山の麓にあり、16〜18世紀に再建されたルネッサンス・ゴシック様式の修道院。内部の見学は事前予約のガイドツアーをしようと考えていました。

それと、行きたかったのに断念した場所、

サント・ドミンゴ・デ・ラ・カルサーダ

ここにある3つ星パラドールのサント・ドミンゴ・デ・フレスネイドは、16世紀のサン・フランシスコ修道院を修復したもので、初パラドールにと予定していたのですが・・・

「リオハのコンポステーラ」と呼ばれるこの町の大聖堂には、聖ドミンゴのお墓の正面には、つがいのニワトリが居るそうです。昔、無実の罪を着せられ、絞首刑になる所だった息子の無実を役人に訴える両親に向かって、役人は、絞首台から下ろすのは、「テーブルの上のニワトリの丸焼きが歌い出すようなものだ」と投げやりに答えたそうです。
するとその瞬間、そのニワトリが生き返り、高らかに鳴き声をあげたそうです。それで息子も命が救われたという聖ドミンゴの奇跡。



こうやって、ガイド本からの情報を書き出していると、やっぱり、今でも飼われているニワトリを見に行きたかったな〜と心残りですが、どうも今回はそのルートを辿る事ができそうにありません。


という事で、最終的な私のスペイン巡礼の予定表からは削除されてしまった場所。またの機会に是非トライしてみたいと思います。


でもでも、まだ日本を出発もしていない段階なので、予定はコロコロと変わる事でしょう。


日本出発7日前。

#わたしの旅行記

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?