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美しさとは

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美しさの定義って、難しい。その時代に生きた人の価値観とともに、変わるのかもしれない。いや、まったく変わらないものなのかもしれない。美しさってなんだろう。自分に問いかけて、考えたこ…
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#教会

桃源郷に秘められたシンボル。

*ブーティ村 ロマネスク様式のサンタマリアネーヴェ教会 * ロマネスク様式の教会両脇がオリーブ畑の急な坂道を、えっちらおっちら登っていきます。振り向くと山に囲まれたブーティ村が日の光を受け緑に浮かんでいます。 太陽を受けた銀色のオリーブの葉がキラキラ光り、無造作に掛かる梯子は、いままで剪定でもしていたのでしょうか。時(とき)を切り取ったような瞬間。 1500年代のメディチ家が農園として別荘を作る、たぶんずっと前からオリーブオイルを生産している、歴史ある土地です。大きく畝

教会と光と夏至。

夏至の日は、たまたま海方面へ行っていて、サンミニアートアルモンテ教会のような夏至のスペクタクルが観れるところないか、探してみた。 あったあった! 場所は、バディア・サン・ピエトロ教会。 建立は700年代で、いまの姿は12世紀のもの。 巡礼の路といえば、スペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路が有名ですが、ローマへ向かう、フランチージェナと呼ばれる巡礼路がイタリアにもあります。 余談ですが、コロナ以降、イタリアは、ちょっとした巡礼路ブーム。数日かけて、巡礼地

1000年前の美しさの定義。

時代ごとに美しさの定義は変化していくけれど、いま私たちが見ても、美しいと思えるもの。そんな普遍的な美しさも、また存在する。 ロマネスク時代の美の基準とはなんだったのか。1000年前に遡ってみたいと思います。ルネサンス文化が生まれる、ずっと前のはなし。 古代ローマが崩壊し、分裂、侵入の繰り返しで、暗黒といっても過言ではない、つらい時期を過ごしたヨーロッパ。 目の前が何も見えない、真っ暗な世界のなかに、一筋の希望の光として、誕生したのがロマネスク。 トスカーナ州には約40

再生

夏至と太陽と教会と。

今日は6月21日、夏至。本日13時頃に、フィレンツェのサンミニアートアルモンテ教会では、太陽の光が床面を歩きます。めざすところは、夏の始まりを示す蟹座。1000年前から続いている、イベントです。 「1000年前の美しさの定義」でも書いています↓↓↓ https://note.com/artigiana_arte/n/n316782cdded8