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美しきベネチア

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海洋都市として繁栄したベネチア。総督(ドージェ)を頂点とする、独特のベネチアの政体がもたらした、ぎゅっと凝縮された豪華なアートや建築物。そこに「いま」を生きる人々の生活。肌で感じ… もっと読む
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#美意識

ちょっと一息。ベニス散策。

2年おきにベニスのサン・ジョルジョ・マッジョーレ島で開催される、高級工芸品の国際展示会、Homo Faber(ホモ・ファーベル)を案内中ですが、今回は、ちょっと一息。 アートじゃないアート。Homo Faber n.1 未来の創造者たち。Homo Faber n.2 日本の匠と、イタリアと。Homo Faber n.3 紙は、紙にあらず。Homo Faber n.4 ベニスの街へと息抜きに出かけましょう。 ホモ・ファーベルの展示会場は、サン・ジョルジョ・マッジョーレ島。

アートじゃないアート。*Homo Faber n.1*

職人の仕事が好き。時の止まったような、セピア色の世界に足を踏み入れると、ぞくぞくワクワクします。 職人のイメージは、文化や伝統の守り人。匠とか手仕事という言葉にも置き換えられる、人の手で作られるモノたち。 2018年が第1回目で、予定通りなら2020年に2回目が開催されるはずだったけど、残念ながら延期になり、2022年にようやく実施されたHomo Faber。 Homo Faber(ホモ・ファーベル)はラテン語。自然の素材を利用し、人の使う道具を作ること。ファーベルは、

未来の創造者たち。*Homo Faber n.2*

Homo Faber(ホモ・ファーベル)は、2年おきにベニスのサン・ジョルジョ・マッジョーレ島で開催される、高級工芸品の国際展示会。 自然の素材を利用し、人の使う道具を作る。というラテン語の意味から、展示会の名前は付けられています。 アートじゃないアート。*Homo Faber n.1* 選別されたアトリエ20社と職人30名が参加。出展のみの作品も含めると400点以上。テーマ別にセクションが分かれています。 Next of Europe ルックスからも強烈な個性を放

日本の匠と、イタリアと。*Homo Faber n.3*

Homo Faber(ホモ・ファーベル)は、2年おきにベニスのサン・ジョルジョ・マッジョーレ島で開催される、高級工芸品の国際展示会です。 アートじゃないアート。*Homo Faber n.1* 未来の創造者たち。*Homo Faber n.2* 上のロゴを見ると、扇子や、花挿しや、「HOMO」の「O」に至っては習字体。 なぜか? 今期開催の主賓(Guest of Honor)として、日本の伝統工芸品が、大きくクローズアップされているんです。 12名の重要無形文化財保

紙は、紙にあらず。*Homo Faber n.4*

Homo Faber(ホモ・ファーベル)は、2年おきにベニスのサン・ジョルジョ・マッジョーレ島で開催される、高級工芸品の国際展示会です。今回はシリーズ4回目。 アートじゃないアート。*Homo Faber n.1* 未来の創造者たち。*Homo Faber n.2* 日本の匠と、イタリアと。*Homo Faber n.3* Magnae Chartae 日本文化のひとつ、紙。世界にも、ペーパークラフトってこんなにあるんだと感心し、多種多様な作品に驚き! くす玉のような