Antonia Sautter - Ballo del Doge
Carnevale di Venezia n.3
ベネチアのカーニバル編、最終回です。
夏の日差しが残る9月初旬。ベネチアのサンマルコ広場から徒歩で15分ほど。サントマにある屋根裏部屋の床には絵本が散乱し、そのなかで、夢を描いている少女がいます。
来年のカーニバルは、どんなドレスをマンマに作ってもらおう?
マンマはドレスの仕立て屋です。娘のリクエストにこたえて、お姫様のドレスを誕生日プレゼントも兼ね
ベネチアのカーニバル n.2 ベネチアに生まれ育った、ベネチア女性の想うカーニバル。
Atelier Antonia Sautter
Carnevale di Venezia n.2
第1回はベネチアのカーニバルの様子をお伝えしました。第2回と第3回はアントニア・サウター(Antonia Sautter )さんのアトリエにお邪魔します。
街全体が、運河、小道、路地で形成されるベネチア。雑踏をすり抜け脇道に入った途端に、誰もいない静かな路地に出会うことがあります。まるで中世時代にタイムスリップしたような感覚です。
アントニアさんのアトリエも、そんな路地の一
職人の仕事が好き。時の止まったような、セピア色の世界に足を踏み入れると、ぞくぞくワクワクします。
職人のイメージは、文化や伝統の守り人。匠とか手仕事という言葉にも置き換えられる、人の手で作られるモノたち。
2018年が第1回目で、予定通りなら2020年に2回目が開催されるはずだったけど、残念ながら延期になり、2022年にようやく実施されたHomo Faber。
Homo Faber(ホモ・ファーベル)はラテン語。自然の素材を利用し、人の使う道具を作ること。ファーベルは、
未来の創造者たち。*Homo Faber n.2*
Homo Faber(ホモ・ファーベル)は、2年おきにベニスのサン・ジョルジョ・マッジョーレ島で開催される、高級工芸品の国際展示会。
自然の素材を利用し、人の使う道具を作る。というラテン語の意味から、展示会の名前は付けられています。
アートじゃないアート。*Homo Faber n.1*
選別されたアトリエ20社と職人30名が参加。出展のみの作品も含めると400点以上。テーマ別にセクションが分かれています。
Next of Europe
ルックスからも強烈な個性を放
日本の匠と、イタリアと。*Homo Faber n.3*
Homo Faber(ホモ・ファーベル)は、2年おきにベニスのサン・ジョルジョ・マッジョーレ島で開催される、高級工芸品の国際展示会です。
アートじゃないアート。*Homo Faber n.1*
未来の創造者たち。*Homo Faber n.2*
上のロゴを見ると、扇子や、花挿しや、「HOMO」の「O」に至っては習字体。
なぜか?
今期開催の主賓(Guest of Honor)として、日本の伝統工芸品が、大きくクローズアップされているんです。
12名の重要無形文化財保
紙は、紙にあらず。*Homo Faber n.4*
Homo Faber(ホモ・ファーベル)は、2年おきにベニスのサン・ジョルジョ・マッジョーレ島で開催される、高級工芸品の国際展示会です。今回はシリーズ4回目。
アートじゃないアート。*Homo Faber n.1*
未来の創造者たち。*Homo Faber n.2*
日本の匠と、イタリアと。*Homo Faber n.3*
Magnae Chartae
日本文化のひとつ、紙。世界にも、ペーパークラフトってこんなにあるんだと感心し、多種多様な作品に驚き!
くす玉のような