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モノづくりインタビュー

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なぜイタリアのモノづくりは、色っぽくて魅力的? 彼らの美意識が生み出すものとは? そこから生み出される、ホンモノの力とは? 考えてもわからないことは、本人たちに聞いてみよう! …
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#ゾウガニスタ

「ここ」から「未来」へ。 ゾウガニスタ 望月さんの物語。 - n.4(最終回)

フィレンツェで唯一、木象嵌細工を専門とする職人、望月貴文(Takafumi Mochizuki)さんにお話しを伺っています。今回は最終回です。 前回に望月さんが「昔からのスタイルで、新しいものを創る」と話されていましたが、イタリアで木象嵌は1300年代から教会の装飾として使われるようになります。現代の望月さんが製作するのとまったく同じ材料と工程です。 トスカーナの南に位置するモンテオリベートマッジョーレ修道院の教会。1300年初期に建立され、いまも毎日ミサがあげられます。

中世からのスタイルで、新しいものを創る。ゾウガニスタ 望月さんの物語。 - n.3

フィレンツェで唯一、木象嵌細工を専門とする職人、望月貴文(Takafumi Mochizuki)さんにお話しを伺っています。今回は第3回目です。 過去から現在に時間は移り、「いま」の望月さんが想う木象嵌とは? 望月さんの「絶対に失敗しない」というコンセプトが、あるとないとでは、仕事に向かう気持ちは変わりますか?日本の風潮なのか分からないですが、「失敗を怖がるな」ってあるじゃないですか。 もちろんそうなんですけど、自分がものを作っていて、自分の扱っているものって、アンティ

職人であり、職人に憧れる。ゾウガニスタ 望月さんの物語。 - n.2

フィレンツェで唯一、木象嵌細工を専門とする職人、望月貴文(Takafumi Mochizuki)さんにお話しを伺っています。今回は第2回目です。 短期留学の予定だったフィレンツェ滞在。が、予定は未定。 運命的な師匠との出会い。さらには、彼の運命を決定づける木象嵌の存在。 共同で家具の修復を行う間に、師弟関係は、少しづつ二人三脚の体を成して来たことでしょう。 日本に帰るべきか、帰らざるべきか。 目的を見つけてしまった人が、必ず通る関所です。 さあ、どうする望月さん!

サーファー、営業、そして職人。ゾウガニスタ 望月さんの物語。 - n.1

まずは、こちらをご覧ください。 木の色と肌の風合いを活かし、組み合わせ、製作された、木の調和が響く作品。 木象嵌(もくぞうがん)という技術で製作されています。 イタリアでは1300年代に用いられ始め、ルネッサンス時代の1400年代には、遠近法を用いた図案で飛躍的に技術が進歩します。 そしていま。 機械という文明の利器で、あっという間に木を切れますが、そんな時勢に逆流するかのように、糸鋸を手に、ひとふり、ひとふり、木を切り、自身のデザインを手がけるひとりの職人がいます