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VOL28 アーサー放談(2023年9月12収録)

オープニング~リサイクルアート作家アンタールさんのマスク
毎年、台風の通り道になる鹿児島。その影響で県内各地の海岸では多くの漂着ごみが打ち上げられています。アーサーさんがつけているのは、そうしたペットボトルをはじめとする海洋プラスチックごみをリサイクルして作品を作る、鹿児島在住のメキシコ人のリサイクルアート作家!Antar Arestegui(アンタール・アレステギ)さんのマスクです。

8'40”~今日はほぼ海の話です
まずは、小泉進次郎衆議院議員がサーフィンで処理水の安全性を訴えた「週刊女性」のニュースにツッコミ!
タイトルが「小泉進次郎氏は”アホ”か”天才”か、処理水の安全性を“サーフィンでアピール”の妙手」って!!

23'00”~不適切発言「汚染水」
東京電力の福島原子力発電所の事故から10年以上経って、いわゆる「処理水」について海洋放出をするということになりました。この「処理水」という表現は、「処理水」ではなく「処理中の汚染水」、「海洋放出」ではなく「海洋投棄」という言葉の問題が適切ではないかという意見もありますが、
野村農林水産相が「汚染水発言を撤回」したことがニュースになってからは、マスコミでは「処理水」で統一されることに。
御本人は、思わず本当の事を口にしてしまったのでしょか?
生産者の立場もありますが、こうした言葉統制で片付けていいことではありません。

40'27”~トリチウムって
処理水のことで、注目が集まる「トリチウム」。
調べてみますと、トリチウムは放射線を出す放射性物質とのこと。「三重水素(T)」と呼ばれ、水素の仲間ということです。水の一部として自然界にも広く存在していて、私たちの体内にも微量のトリチウムが含まれています。通常の水は、「H2O」。酸素(O)原子に、水素(H)原子が2つ結合しています。一方で、トリチウム水は「HTO」。水素が2つではなく、通常の水素が1つと、トリチウムが1つ結合しています。このように、トリチウムは水の一部として存在するため、水から取り除くのは難しいのが特徴です。
このトリチウムのアーサーさんの意見は?

トリチウムは放射線を出す放射性物質

1°14'37”~「日本の魚を食べて中国に勝とう」
国家基本問題研究所の櫻井よしこさんが、一部の新聞広告で「安全でおいしい日本のお魚をたくさん食べて中国に勝ちましょう」とメッセージを出しました。中国が海洋放出に反対しているからって、魚を食べて中国に勝とう!っていうキャンペーンて、もっとうまく表現できないものでしょうか。共産党のツッコミもやれやれですが、日本は大丈夫??

1°24'00”~朝日新聞社発行「支那事変写真全輯 上 北支戦線 」
朝日新聞が昭和13年に発行した「支那事変写真全輯 上 北支戦線 」。支那事変の大判の素晴らしい写真集です。調べてみますと、
「上巻 北支事變」「中巻 上海事變」「3巻 黄河・徐州作戰」「4巻 武漢・廣東攻略戰」「5巻 海南島・南昌作戰」「6巻 荒鷲部隊」と、6巻の全集のようです。
この写真集を見て言えるのは、大手マスコミは、大きな組織とグルになっていることが多いということがよくわかります。最近では、ジャニーズもそうでしたが、見て見ぬふりをして、たくさんの人に謝った情報や印象を流布するのは今も昔もこれからも変わらないのでしょう。

朝日新聞社発行「支那事変写真全輯 上 北支戦線 」

1°37'08”~WHOが初の伝統医学サミットを開催
WHO世界保健機関が伝統医学に関する初のサミットを開いたそうです。
伝統的な薬にはどんな成分が含まれているのか、なぜ効果があるのか​​が解明されてないことも多く、怪しい治療や組織が渦巻いているのが現状なのでしょう。ただ、現在の科学がすべてを解明できているとも限りません。
漢方や鍼灸、インドのアーユルヴェーダの扱いはどうなるのでしょうか。それぞれ、体の捉え方が違い、長い歴史の中で結果を出してきた治療です。
たとえば、アーユルヴェーダと西洋医学の原理とは全く異なります。
西洋医学は患者を治療の対象とみなし、患部を医薬品に対応させます。そのため、薬を使い続けなくてはなりません。副作用の問題は看過します。
アーユルヴェーダの薬の役割は、病気の原因を取り除くことを目的としています。西洋医学を全否定するわけではありませんが、伝統的治療は軽蔑されて過ぎているようにも思います。アーサーさんは、西洋医学を全否定ですが・・・・。

1°58'14”~縄文に学ぶ!
アーサーさんは、いろんな人から「処理水」について意見を求められたそうです。そして、その多くの人が身近な「汚染水」に鈍感なことに驚き、怒りを感じるのだそう。
食べ物の残りを水に流したり、大量の合成洗剤や界面活性剤だらけの私達の生活。そうした汚れた水、汚染水を処理場を通して河川や海に流しますが、この大量の汚染された水を100%処理できていると思っているのか!と。
アーサーさんは、縄文時代の生活を学んで欲しいと願っています。この遮光器土偶のTシャツは、驚くほど「豊か」で、持続可能な社会が、なぜ1万年以上も続いたのかの、メッセージです。

遮光器土偶のTシャツ

※長い動画ですが、お時間のある方はどうぞ御覧ください。内容が内容なので有料とさせていただいています。また、動作環境によってはもたつく可能性があり、3つに分けた動画も用意しました。

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