VOL40アーサー放談(2024年8月7日収録)
40回目を重ねた「アーサー放談」。今回は、前半は「水」について。後半は11月5日に投票日を迎えるアメリカ大統領選挙。日本では情勢が激変し、ハリス優位と伝えられています。
ハリス当選を誘導するためのメディア情報操作に対してトランプ陣営がどんな戦いをするかに注目しなければなりません。
アメリカでも選挙はメディアの影響は絶大で、元の図式はバイデン対トランプでした。それが、6月のテレビ討論でバイデンの衰えが鮮明に表れれ、さらに7月13日のトランプ暗殺未遂事件で奇跡の生還を遂げたトランプの勝利は動かぬものになったように思えます。
するとバイデンが大統領選から撤退し、ハリス副大統領が後継候補になると、メディアは民主党大統領候補選出の過程でハリスをこき下ろし、さらに実績がない、担当した国境警備で失態を重ねたとディスっていたメディアは、最近ではハリスしか取り上げないようです。
オープニング~エコキュート!
エコキュートは、ヒートポンプという技術で空気中の熱を利用して給湯する電気給湯器の一種で、割安の深夜電力を使って給湯したお湯を貯湯タンクに貯め、貯湯タンク内のお湯を1日かけて使っていくという流れです。
原子力発電所は、一度稼働してしまうと運転を止めるのは難しく、一定の電力を発電し続けるというデメリットがあります。そのため、電力の需要が落ちる深夜の時間帯に発電した電力が垂れ流し状態になるなど、電力の無駄がたびたび問題視されていました。その問題を解決するために開発・販売されたのが、エコキュートや蓄電池などになりますが、アーサーさんは?
32'10"~南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)って、どうよ!?
8月8日午後4時40分ごろ、九州南部・日向灘を震源とするマグニチュード(M)7.1の地震が発生しました。気象庁は、南海トラフ沿いで近い将来に「巨大地震」が発生する危険性が高まっているとして、初の「南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)」を発表しましたが、無意味に騒がせた責任は大きい。地震に苦しむ日本にとって、地震予知は何としても実現させたい悲願ではありますが、巨大な予算をその無駄な研究の利権が出来上がっているのかもしれません。
日本は間違いなく地震大国ですから、いつでも、どこでも起こりうります。
どの地域でもリスクがあると認識すべきなのでしょう。
46'20"~産廃問題
広島県では、産業廃棄物に関する次のような問題が指摘されています。
・三原市本郷町の産業廃棄物最終処分場から染み出た水に法定基準値を超え
る鉛が含まれていた問題
・三原市本郷町の産業廃棄物処分場の排水が法定の水質基準を超えていた問
題
三原市本郷町の産業廃棄物最終処分場では、地元の住民が有害物質の漏れ出しや地下水の汚染への対応がされておらず計画に不備があるなどとして、県に対し処分場の設置許可の取り消しを求める訴えを起こしています。
たいへん大きな公害問題で、大変な水質汚染が進行中です。
1°26'00”~「気象利用」!?
コメが各地で品薄状態となり、価格が高騰しています。昨年の猛暑による不作やインバウンドの増加でコメの消費が増えたためだと言われていますが、両方とも主な原因ではないようです。
そもそも2023年産米の場合、コメの出来具合を示す「作況指数」は101で平年並みでした。「平成の米騒動」を招いた1993年産米の作況指数は74。インバウンドの消費増もそれほど大きいとは言えません。月約300万人の訪日客が日本に1週間滞在し、日本人並みにコメを朝昼晩食べると仮定しても、その消費量は全体のわずか0.5%程度なのだそうです。実際にはコメを3食とる訪日客は多くはなく、消費量はもっと少ないはずです。
やはり大きいのは、コメが不足しているのは減反政策。減反というのは、コメの生産を減らして、市場価格を上げる政策です。コメ農家が麦や大豆など他の作物に転作すれば、国が補助金を出す仕組みです。日本はこれを50年以上も続けているのです。
あと、JAバンクの中央機関、農林中金の2025年3月の赤字が5000億円となる見込みが発表されましたが、これも関係あるのではと邪推してしまいます。
1°40'45”~「アメリカ大統領選挙をちょっと」!?
今秋11月5日に投開票が行われるアメリカ大統領選挙は、7月21日に現職のジョー・バイデン大統領が撤退を表明した後、それまで世論調査の支持率でリードを保ってきたトランプ前大統領を、バイデン氏に代わって民主党の大統領候補に指名されたハリス氏が勢いで逆転し、波乱含みの展開が続いています。
アメリカでは「ビッグマック」セットが2800円もするというくらい何でもかんでも高くなっています。まさかビッグマックまでが庶民にとっては「ぜいたく品」となってしまった中での大統領選挙。アーサーさんはまもなく、アメリカに帰国して、母国を肌で感じ取ってくるそうです。
※長い動画ですが、お時間のある方はどうぞ御覧ください。内容が内容なので有料とさせていただいています。また、動作環境によってはもたつく可能性があり、3つに分けた動画も用意しました。
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