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VOL22 アーサー放談(2023年3月9収録)

大谷選手が大活躍したWBC「日本-中国」戦の真裏で収録した3月のアーサー放談。今回のキモは、広島県農業ジーンバンクです。ジーンとは遺伝子のことですが、広島県農業ジーンバンクは、失われつつある農産物種子の保存とその再活用を目的として1988年に設立されました。1970年代にバイオテクノロジーの技術が開発され、今では売ってる殆どの野菜類はF1種です。F1種のデメリット は、育てた作物からの自家採種ができず、毎年新しくF1種のタネを購入し続けなければならないことです。これまでの固定種は、自家採種が可能で、その地域で継承されてきた文化=ブランドです。F1種に比べると形質が揃いにくく、収量が少なくなるかもしれませんが、果たしていいのでしょうか?(トータル2時間24分)

オープニング~「SDGsに潜む矛盾 」
よりよい未来をつくるためにと掲げられているSDGsの17の達成目標はどれもご立派です。ただ、アーサーさんが指摘するように、ちょっと考えると、欺瞞と矛盾に満ちています。

広報誌から引用

18'20”~「ロシアの核威嚇許さず 」
アーサーさんは「核威嚇」と「核保有」の違いは「開店」と「営業中」のようなものだと。
戦争とは縁のない日々を送ってますが、新聞をよく見るとおかしいことがいっぱいです。この新聞の1面の記事はそれを教えてくれます。

30'10”~「PAIN is weakness leaving the body 」
「PAIN is weakness leaving the body」(痛みは体から出て行く弱さである)と書かれたTシャツを見せてアーサーさんが語ることとは?
このTシャツはアメリカの海兵隊のものらしいのですが、広島の隣にある岩国で手に入れたそうです。
岩国に現在の巨大な海兵隊の基地ができるまで、どんな歴史だったのでしょうか。そして、その岩国で起きていることは!?

1°08'10”~種の話「広島県農業ジーンバンク」が教えてくれること
広島県は「農業ジーンバンク」を2023年3月をもって廃止する方向を決定しています。種子法の廃止や種苗法の改定によって大企業による種子の占有が懸念されるなか、これまで育んできた在来種の種子を保存し活用していくことがこれまで以上に重要性を増すなかでの廃止です。
ウクライナなどのニュースにかき消され、最も大切な食料の自給を奪われようとしています。
アーサーさんの熱いメッセージを受け止めてください。

※長い動画ですが、お時間のある方はどうぞ御覧ください。内容が内容なので有料とさせていただいています。また、動作環境によってはもたつく可能性があり、3つに分けた動画も用意しました。

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