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喜びも悲しびも みんな生きたい

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口には出せなかったけれど  心が折れそうな危うさの中で 私たちは 同じ風景を眺めた 青い海を見ているの?  白いカモメを眺めているの?  あの日 ここに私たちがいた  そのこと…
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#note街

いのちを想う。

目の前に迫る危機 失われゆく命 生まれ来る命 命の儚さ尊さを想う。 そして魂の救いをねがう。 『蓮蕾を拾う』 阿弥陀さんの指がそっと触れた その先に 輝くいのち。 今年ももうすぐ 3.11がやって来る。

春に遊ぶ ー電電・疾疾ー

私は京都が大好きです。 この三年の歳月、 コロナの雪解けを待ち焦がれて、 漸く都に春を叫ぶ時が来た、 来たと思いたい。 待ち望んだ春の到来に歓喜して、マスクを外した守護神童子に 京都の空を乱舞してもらいましょう。 いざ !! 一番手は叡山(比叡山)の上に遊ぶ 雷神童子 「春だ春だ、ピカゴロ電電 電電」 二番手は如意ヶ嶽(大文字山)の上に舞う風神童子 「春一番、二番も次も疾疾 疾疾」 京都建仁寺にある国宝、宗達の「風神雷神図」が好きです。 何度も見に出かけました

絵本が輝いていた日々。

絵本に託された「ことば」たち                     子どもたちが小さかった頃、我が家には毎月絵本が2冊届きました。妻の大学時代の友人が、長女の出産祝いにと、絵本の定期便をプレゼントしてくれたことがそもそもの始まりなんです。 以来、私たちは毎月送られてくるのを楽しみにしながら、親子で、絵本を読み聞かせする日々が始まりました。 やがて、長女は1歳になり2歳になり、送られてくる本も、中身が分厚くなり、サイズも倍ほどになっていきまし

愛しのことば・たち

                     いつ頃からか、はっきりとした記憶はない。ただ、自分の生き様について答えを探し求めて、見つからず、見つけられず、諦めて。しかし、また思い直して、答えを探し求めて。 そんな繰り返しの中で、ある日から、私の心にじわじわと輝き始めた「ことば」があった。 『すべては変わりつづけてゆく』 やがてそれは、私の内面に留まって、私に「生きている」を実感させる「意思」を持つ生きもののようになっていった。             * * * 先