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喜びも悲しびも みんな生きたい

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口には出せなかったけれど  心が折れそうな危うさの中で 私たちは 同じ風景を眺めた 青い海を見ているの?  白いカモメを眺めているの?  あの日 ここに私たちがいた  そのこと…
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#絵本

絵本制作は掛けがえのない創作の喜びと不思議な『魂の共時性』を体験できた。 雷無良寿

絵本が生まれる瞬間  虹を見つけるとつい写真を撮りたくなってしまう私です。これまでにも、ベストチャンスというような場面に出くわしたのに、カメラがなくて悔しい思いをしたことが何度もありました。しかしこの時はちゃんと持ってたんです。  晩秋の京都、雨が上がって夕刻近くの鴨川の河川敷に虹が二重に掛かったんです。私は夢中で何枚も高速シャッターを切っていました。しかし次の瞬間、俄かに風が巻き起こって、川沿いの散歩道は見るまに暗くなり、辺りのものや空気までも激しく攪拌し出したんです。

¥200

君は、 もう忘れたのかい?  深い森のことを・・・

販促ポスターを作りました。 「boたん」さんからいただいたカスタマーレビューを紹介します。 大人こそ読むべき絵本です                  2022年2月18日に日本でレビュー済み             絵本というと、子どもの読み物に思えますがこの作品は子どもはもちろん、大人の為の絵本だと思いました。マルジに心を持っていかれ、美しい世界観と、綺麗な絵に引き込まれます。今の時代(コロナ禍)は、命や在り方について一歩立ち止まる、人間にとって大切な期間だと考えます

絵本が輝いていた日々。

絵本に託された「ことば」たち                     子どもたちが小さかった頃、我が家には毎月絵本が2冊届きました。妻の大学時代の友人が、長女の出産祝いにと、絵本の定期便をプレゼントしてくれたことがそもそもの始まりなんです。 以来、私たちは毎月送られてくるのを楽しみにしながら、親子で、絵本を読み聞かせする日々が始まりました。 やがて、長女は1歳になり2歳になり、送られてくる本も、中身が分厚くなり、サイズも倍ほどになっていきまし

愛しのことば・たち

                     いつ頃からか、はっきりとした記憶はない。ただ、自分の生き様について答えを探し求めて、見つからず、見つけられず、諦めて。しかし、また思い直して、答えを探し求めて。 そんな繰り返しの中で、ある日から、私の心にじわじわと輝き始めた「ことば」があった。 『すべては変わりつづけてゆく』 やがてそれは、私の内面に留まって、私に「生きている」を実感させる「意思」を持つ生きもののようになっていった。             * * * 先