氣学コミュニティ 山小屋

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最近の記事

【雑節】入梅

6月10日は、雑節の一つ「入梅(にゅうばい)」です。 (毎年同じ日ではなく、6/10~6/11頃になります。) 雑節の入梅は、太陽黄経が80°に達する時をさしますが、実際の気候では、夏至を中心として約30日~40日間ほど雨期、つまり「梅雨(つゆ)」に入ります。この梅雨に入った最初の日を入梅といいます。 入梅の名称は、梅の実が熟す頃に雨期に入るところから来ていますが、他に、しきりに雨が降って湿度が増し、いろいろなものにカビが生えることから「黴雨(ばいう)」が語源であるという

    • 氣学とは?

      「氣学」を知っていますか? 正式名称は「九星氣学風水」といいます。 ”氣”とは何か「氣」という概念は、4~5千年前の中国で生まれました。 古代の人々は、当時の人間も自然と一体となった暮らしのなかで、目に見えないエネルギー(氣)が一定の法則で循環していることに気がついたのです。 氣の概念は、日本には仏教が伝わった6世紀頃に「易」や「暦」「方位」といった考え方とともに伝来しました。 その「氣」を9つに分類した「九星術」に、「方位術」「風水」「陰陽」「五行」などの考え方をあわせ

      • 【二十四節気】芒種

        6月5日 13時58分 太陽黄経75° 二十四節気「芒種(ぼうしゅ)」を迎えます。 (二十四節気は毎年同じ日時ではなく、芒種は6/5~6/6頃になります。) 芒(のぎ)とは、稲や麦などのイネ科の植物の先端にある、トゲのような突起がある部分のことを言います。 つまり、芒種とは稲や麦など穂の出る穀物の種を蒔く季節という意味です。 また、種蒔きが始まると農家は繁忙期に入りますので、「これからはゆっくりする暇がなくなる」という意味もあったようです。 沖縄の方言に「小満芒種(すーま

        • 【二十四節気】小満

          5月20日 22時49分 太陽黄経60° 二十四節気「小満(しょうまん)」を迎えます。 (二十四節気は毎年同じ日時ではなく、小満は5/20~5/21頃になります。) この時期は晴れた日が続き、陽気が良くなるにつれ、草木も満ち足りて成長し緑が色濃くなってきます。 そのように、さまざまな生命が天地に満ち始める頃で、やがて満ちることから「小満」といわれます。 また、秋にまいた麦の穂が育ってくる時期でもあります。 穂が出始めた麦をみて、順調に育っているとほっと一安心、少し満足す