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簡単な自分史、書いてみた⑦

1.小学校までは優等生??
2.無気力な中高生時代
3.なんだか楽しくなってきた大学時代
4.落ちこぼれがまさかの大学院へ
5.初就職は地元を離れて派遣社員から
6.まさかの結婚?
7.妊娠ってこんなに難しい?
8.次男出産後、どん底を味わう…
9.自分がこんな働き方するなんて!
10.大器晩成型?? 今が1番楽しいかも!

6.まさかの結婚?


実は私は一生結婚できないのでは?と思っていた時期があった。

その理由は大学4年生の時に大けがをして額から頭にかけて
大きな傷ができてしまったからだ。

いきなり電車の中で意識を失い、金属部分のところに頭をうちつけた。
何針縫ったんだろう??

はっきりと覚えてはいないが・・・30針くらいは縫ったと思う。
救急車で運ばれ、しばらく入院してそして精密検査もしたけど原因不明。

だいぶ目立たなくなったけど今でもおでこから頭の中を斜めにかけて   縫い跡があるし、頭を強く打ちつけた後遺症で20年以上たった今も
頭の一部がしびれたような感覚が残っている。

そのしびれ方というか、感じ方は日によって違う。
今では私の一部みたいになってて、私はしびれーと呼び
「しびれーが今日は元気だね」と独り言を言うのが日常になった。

話はそれたが、そんなこんなで一時期は縫い跡が膨れ上がったように
なってたし、傷が盛り上がるのを抑えるために額にテープを張っていたり
したのでこんな私は彼氏もできないし、結婚なんて絶対無理と思ったのだ。

顔の目立つ部分に大きな傷を負った私はメンタル的にもだいぶ弱った。

電車で倒れたからしばらくは電車に乗るのも怖く、大学に行かなくては
ならないから電車に乗ったけど怖くなって降りてしまったこともあった。

卒論を書く時期で学校にも行かなくてはならなかったから本当に
しんどかった。

そんなとき、バイト先の先輩姉さんから私に興味を持ってくれている人が
いるから「あってみない?」と誘いがあった。

先輩姉さんには悪いけど「そんな気になれない」と答えたけど
「とりあえず話だけしてみたいって向こうが言ってるから連絡先を
教えておいたからね」とかなり強引だった笑

しばらくするとある男から自宅に電話があった。
流行に後れがちな私は当時はやっていたポケベルも流行りだしてた?携帯電話も持ってなかったから、自宅に電話が来たのだ。

その男も随分と度胸があると今となっては思う。

「よかったら一度会ってみませんか?」
「実は少し前に顔に大きな傷を負ってしまって申し訳ないけど
会えないです」
「全然大丈夫ですよ!体調さえよければ・・・」

まさか顔に傷があるからと聞いてそうですか、では・・・とは言えなかったのかもしれないが大丈夫ですよ!といわれたのが少しうれしくて
会ってみることにした。

そうしてその1歳上の男と付き合うことになった。
人生はじめての彼氏。
そして彼はもう社会人で車も持っていたのでたった1歳上だけど
すごく大人に見えた。

その彼とは色々あり、別れたりつきあったりを2回くらい繰り返す
波乱万丈ぶりだったが一番長く付き合った。

彼があのとき、いいよ!といって受け入れてくれなかったらずっと
恋愛なんてしようと思えなかったかもしれない。


彼には本当に感謝をしている。今、彼が幸せでいますように。


今の旦那氏との出会いは大学院5年目の時。
当時、私が通っていた研究所の若手メンバーが主催した飲み会に参加した。

そのとき、今の旦那氏はその主催者の大学の同級生で大阪に住んでいた。
たまたま東京出張の時に参加したらしい。

その飲み会のとき男女それぞれ4人ずつくらいいたような気がするけど、
旦那氏と私はほとんどしゃべった記憶がない笑
いや、むしろしゃべらなかった??

しかし、なぜだか後日、主催者の人から旦那氏が連絡先を教えてほしいといっているので、ということであんまり何も考えず、連絡先を教えた。

とはいえ、旦那氏は大阪、私は東京。
しばらくは会うこともなく、たまにメールをやり取りする程度。

そして偶然、私が就職で関西に行くことが決まりそれから何回かデートをして付き合うようになった。

しかも私が関西に来てから2度目の引っ越し先が偶然にも彼の家とかなり近く、それからはもう半同棲状態だった。

その当時、長い学生生活のせいでもう三十路手前であったが
私は社会人になったばかりであんまり結婚ということは考えてなかった。


彼氏ができたことを友達に伝えると
「もういい年だから結婚があるかどうかを考えるためにも相手の親と
早めにあっておいた方がいいよ」

といわれた。

この人と結婚することになるかどうかわからないが、まぁそれもありかと
深く考えず・・・つきあってから半年ほどたったころ旦那氏の実家に遊びに行かせてもらった。

そして後日、何気なくそのことを私の父に言ったら急に父が色めきだした笑
旦那氏に会わせてほしいと。

会ってみてさほど悪くないと思ったのかそこからは私の父が一番積極的だった。

どんだけ、自分の娘に結婚させたかったんだろうか?!

だらだら付き合ってないでさっさと結婚したほうがいい。


そんなことをいう父親も珍しい気がするが、結婚式はいつにするんだと
せかされ・・・父と旦那氏があったのが年始で「結婚するなら秋くらいかな?」というと「遅すぎる!」といわれた。

私たちはそんなに人気のない神前式の神社での式を希望していたので
その神社に予定を聞いてみたのが確か2月か3月だったけど
なんと4月、5月でも空いている!とのこと。

旦那氏の実家が式の日は大安であるべきというこだわりがあったので
5月末日に結婚式を行い、その日に二人で婚姻届けを出しに行った。

付き合い始めてから1年もたってないのに本人たちよりも
周り(主に私の父)にけしかけられて結婚はあっさり決まった。






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