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夜に目覚める生命のアートと戯れよう🌃「チームラボ」が光で呼び覚ます江戸時代の息吹 @偕楽園(水戸)☆2021年4月4日まで☆


3月も終盤のとある夕方、18時からスタートするという「チームラボ 偕楽園 光の祭」を目指して曲がりくねる坂道を歩いていきました。
約3,000本の梅があるということで、梅の名所として広く知られていますが、梅の花にはちょっと遅かったかな?と思いつつ、入口の東門にたどり着いてびっくり👀 
 オープン1時間ほど前なのに、すでに長蛇の列ができていたのです!
目立っていたのは、20代前後の若いカップルや、女子友グループなど!驚いている間にも、続々と人々が坂を上ってやってきます。

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 偕楽園と聞くと、昼間に梅林や竹林をゆっくりと眺めながら回遊する「日本三名園」というイメージだったのだけど、夜の偕楽園がこんなにポップなアート人気スポットになっているとは!恐るべしチームラボ👑
 18時ジャストにイソイソと入園♪まだ薄暗いながらも、赤や青の光が木々から放たれはじめ、森の音も聞こえてきます。
すると忽然と目の前に立ちはだかる緑色の光のグリッド!地面からむくむくと、木々をつたって拡がります。

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奥の方にはピンクや青の光が明滅しつつ、神秘的な音も響いていて、この生きた緑の格子柄が、現実の世界とこらから足を踏み入れる異次元のちょうど境界線になっているようです。

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《具象と抽象 – 陽と陰の狭間 / Abstract and Concrete – Between Yin and Yang》

そして、杉林の中に足を踏み入れていきます。
森の音、赤、青、緑の光が更に大きくなってきたころ、目の前に広がる無数の卵畑?!🥚

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これは夢の中?周囲からも、「夢の世界~」という声が聞こえてきます。肩の高さほどもある巨大な卵たちが、様々な色に発光して木々の間に生えているのです。そして、その色や音は、私達が触ると呼応して変化する。。。

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生きているのですね✨
「この卵たちが、会期最終日に一斉に孵ったら面白いな~。笑」
孵化したら一体何が生まれるのでしょうね!

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《自立しつつも呼応する生命と呼応する大杉森 / Autonomous Resonating Life and Resonating Giant Cedar Forest》

 いつもチームラボのアートには、サプライズが隠されているのだけど、今回一番仰天したのは、孟宗竹林(もうそうちくりん)! ここにたどり着くころには、この世界にあまりにも没頭しすぎで幻覚をみているのかと思ったほど👀

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うっそうと茂る竹林添いに、途切れることのない「行列」が出現したのです。その行列は、ウサギたちのこともあれば、カエルたちのこともあり、人間たちのもともある。。。

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狐が多く住む山の夜に、提灯を下げた「狐の嫁入り行列が」あったという昔話はよく読んだことがあるけど、それに似た現象をリアルに体験しちゃってる感じ。
あと、美術館でよく見る絵巻物語が巨大スクリーンになって開かれているような感じもします。
どちらにしても、自然とデジタルが融合して、太古の生命をも呼び覚まし、新しいアニミズム現象が夜な夜な起きているという感じ。我をわすれてしまいます!

《Walk, Walk, Walk – 孟宗竹林 / Walk, Walk, Walk – Moso Bamboo Forest》

極めつけは、偕楽園のシンボル梅林にて。
梅って人間みたいだと思っていたけど、暗闇に浮かび上がる梅たちは、歩き出してもおかしくない!
あとはみなさん、それぞれの感性を研ぎ澄ませてユニーク体験を満喫してくださいね(^^♪

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《生命は連続する光 – 梅林 / Life is Continuous Light – Plum Trees》

【会場情報】
展示名 チームラボ 偕楽園 光の祭  Solo Exhibition
会期  2021.3.1(月) - 4.4(日)
時間  18:00~20:30 (最終入場20:00)

#偕楽園 #チームラボ
#チームラボ偕楽園光の祭
#teamlab


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