見出し画像

一期一会のガストロノミー仲間と料理の叙情詩(Ode)に酔う🍷レストラン「Ode」にて🍷

土曜の昼下がりにポッと現れたガストロノミーアイランドに紛れ込んだような場所。そこは、様々な色や形、不思議な煙で叙情詩を奏でてくれるレストラン「Ode」✨

グレー一色のミニマルな扉を開けて入ると、これまたグレーで統一された世界。でも2つの壁が窓になっているので、太陽がたっぷり差し込み楽園の雰囲気。スタッフのみなさんスタイリッシュなのだけど、お茶目でフレンドリーな笑顔がまぶしい。

キッチンを四角く囲むカウンター席には、12名分のカトラリーが用意されています。私たちは最初に到着!
どんな皆さんと一緒にこのガストロノミーの旅に出るのかな?
ワクワクしていると、「今日の赤いワンピースに合わせて」とロゼシャンパンが注がれた!ちょっとカッコよすぎるんじゃない?笑

小梅のような甘酸っぱさも感じたロゼシャンパン

「Ode」のようなレストランで出会う人々とは、お互い言葉を交わす事は無いのだけど、料理とそれを食べる時間に何かしらアートを感じて楽しんでいるのがわかり、ちょっとした仲間意識が湧いてきます。

三々五々集まってきた、6組12名の今日のガストロノミー仲間は、外国人の若い女性同士、グルメ評論家のような男性、建築家にような3人組、中年のおしゃれカップルなどなど。

それぞれのお料理に、全然違ったリアクションをしたり、ものすごいこだわりのお酒をあわせていたり、ユニークな会話をしていたり、みんなスーパーマイペースなのだけど、真ん中のキッチンにいるスタッフの皆さんたちがまんべんなく声をかけてくれて、なんとなくひとつの世界を共有していく。

同じコースを時間差で鑑賞しながらいただくのって面白い🌞
あれさっき食べた一皿!中からすごいの出て来るよ~。どんな一言が飛び出すかな?
おいしいものを囲んだ「共生」の楽園。
全世界隅々までこういう場所になるといいのに!

さてお料理は?印象に残ったものをピックアップ☀
◆魔術の煙とともに、黄金の蓮の蕾から飛び出てきたドラゴンボール。

キンカンのようなそのボールを1口で食べると中からプシュっとオマール海老のクリーム広がる。

ここにコアントローの泉が注ぎ込まれてついに見た目と一致した柑橘が香り、爽やかな協奏曲が流れる。

◆難攻不落のコンクリートの壁は実はイワシ。

サクサクと崩していくと、赤・緑・茶色のみなさんが、肩を寄せ合って住んでいる。みなさんとは、ぷにぷにのイワシ、アボカド、そして極小さサイコロ状の半生牛肉。

ここには古参の黄金色の日本酒が参上。イワシが入っているので、ここはワインより日本酒!

◆もさもさのケールを掘っていくと、中から緑色のリゾットと、なんとその下からは白子が!

日本の白ワイン「菊鹿」が戯れながら口の中へ。

◆メインの金華豚は脂がのっているのにサクサクカリカリ香ばしさが弾けます。この豚さんは、酒かすを食べて育ったというほろ酔い豚さん。でも、毎日運動してサウナでスッキリ贅肉を落としていたような引き締まりぶり♪

弾けた香ばしさを、赤ワインのタンニンが落ち着いてまとめてくれます。

◆ラストは黄金に輝く梨のコンポート!

と思ったら、ホワイトチョコレートの冠にろうそくが囲まれた、バースデープレートが出てきました👑

「バースデーケーキはないお店なんだって」とダンナさんが言ってたのでてっきりそういうのはないと思ってたのでびっくり👀
薔薇のお花まで~🌹

フレンドリーとはいってもやっぱり気取った感じなお店なのに、みんなで拍手とかしてくれてありがとう!
なんと、その場限りのガストロノミー仲間の皆さんまで🎶

ありがとう🎂

今年も、グルメにアートを感じ、何かストーリーを作って伝えていかれると良いなと思います!

レストランHP: https://restaurant-ode.com/

#生井祐介 #ode #広尾ランチ
#広尾レストラン #ガストロノミー
#アートグルメ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?