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寺田倉庫のアートビジネス成功の秘訣がいろいろわかった💡執行役員の堀川洋佑さんをインタビュー🎤

2021年3月6日号の『国際商業』連載「アートとビジネス」のゲストは、寺田倉庫(株)スペースコンテンツグループ執行役員の堀川洋佑さん☀
「アートの街」天王洲アイルをグイグイ引っ張ている寺田倉庫さんのアートビジネスについて、歴史から最先端までいろいろ聞いてきました~(^^♪

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寺田倉庫さんが2020年にオープンした現代アートのコレクターズミュージアム「WHAT」@天王洲アイルにて。近藤亜樹の大型作品《ウータン山》(2010)の話でまず盛り上がる。写真右:堀川洋佑さん、写真左:パトロンプロジェクト 菊池麻衣子

全文は月刊誌『国際商業』で「アートとビジネス」について語る連載に掲載中(ファシリテーター 菊池麻衣子)なのですが、ここではエッセンスをダイジェスト☀

①美術品の保管事業は1975年から開始!

なんと、1952年から国の指定倉庫として政府備蓄米の保管事業を担っていたので、ハイクオリティーな倉庫環境がもともと整っていた☀
「食料ですので、温度や湿度はシビアに管理していましたし、劣化したり乾燥して減った分は補償しなければならなかったので、それを避けるためにも極力預かったままの状態を保つ保管スキルを磨いてきました。」とのこと!
💡なっとく~💡

もともと自宅に収納しきれない家財を預かるトランクルームを運営していたのですが、預けられるアイテムとして美術品が増えてきたのが70年代。
トランクルームに美術品を入れてしまうのではなく、「美術品専用」の保管庫を用意したのは、「日本で最初」と言えるようです!💡すごい💡

②ウイズコロナを予見していたかのような、IT倉庫サービスが充実♪

ITを駆使した美術品保管サービス「TERRADA ART STORAGE ONLINE」では、小口からオンライン上だけであらゆるサービスをご提供している!!
なんと、コロナ禍による”断捨離ブーム”などの片付け需要の高まりから、宅配型トランクルーム「minikura」では、コロナ禍以前と比較して、取り扱い数が約50%増加☆
若者アートコレクターから、1点からの預かりなども人気。

③伝統画材ラボPIGMENT TOKYOのオンラインショップとワークショップが海外からも大好評!

もともと顔料や膠(にかわ)、筆や刷毛といった日本の伝統画材を販売するショップ兼その活用法を広く伝えるためのレクチャーラボ、ミュージアムといった複合クリエイティブ機関として2015年にオープン。コロナ直前には、海外からの来場が約60%を占めるまでに!

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天然の岩絵の具の品ぞろえも天下一品!インスタ映えスポットにもなっています。最高級顔料は「ラピスラズリ」(青色)。たった15gでも目玉が飛び出るようなお値段👀!

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ところが、1回目の緊急事態宣言からしばらくリアル店舗での展開は難しい状況。。。そこで、オンラインにて、扱っている画材の特色や使い方などを動画での発信をスタート。すると、意外と日本の伝統画材に特化した動画が今までなかったようで、海外のお客様も含めて多くの方々に大人気!

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もともとワークショップも人気


「インスタグラムを中心に、ワークショップのライブ配信を含めて動画を流しました。そこからPIGMENT TOKYOのECサイトに動線を作りましたところ、画材購入の約80%が海外のお客様になり、売上もコロナ前より増加しました。
また、オンラインでレクチャー動画も1本500円から配信しているのですが、コロナ渦に新しく習い事として始める方も出てきて、受講者が増えています。」とのこと。💡すごい💡

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顔料を接着させる膠(にかわ)もそろっています。

④「WHAT CAFE」での展示がきっかけとなり、TERRADA ART COMPLEXのギャラリーなどに所属することになったり、はたまたそこでコレクターが購入してミュージアム「WHAT」 に展示されたりといった、有機的な循環を目指している(^^♪

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寺田倉庫さん@天王洲アイルの建物の1つ

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天王洲アイルは、水の都&アートの都

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ミュージアムWHATの外観

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こけら落としの作品たち

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「WHAT CAFE」!中は広大で、現代アーティスト100人のグループ展を開けたりする。ヘルシーでおいしい食事&スイーツをいただき、鑑賞してから作品購入もできます♪お値段おてごろ~♪

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「WHAT CAFE」内観

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敷地内には、大型のギャラリーが集まるアートコンプレックスもあり、MAKIなどインターナショナルなギャラリーも。デビューのチャンスがそこかしこにある。

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最新の、アートな水上ホテルも!

訪れる旅に新しいアートプロジェクトが始まっているエキサイティングな街!寺田倉庫さんのアート×ビジネスの発展がとても楽しみ!

【出典】『国際商業』アート×ビジネスの交差点☆ファシリテーターはパトロンプロジェクトの菊池麻衣子☀💐化粧品業界専門の月刊誌『国際商業』で「アートとビジネス」について語る連載第23回👑✨
記事の続きはぜひWEBへ(途中から有料です)☆
『国際商業』WEB版⇒https://kokusaishogyo-online.jp/2021/04/59174
☆『国際商業』は大手書店にて販売しています。

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#アートの街 #whatcafe #ミュージアムWHAT






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