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長い自粛期間を経て『ルオーと日本展響き合う芸術と魂 -交流の百年』@パナソニック汐留美術館が、ついに開幕👑👏✨いち早いプレス向け内覧会は今後のモデルケースに!日本の熱烈なルオーファン層が生まれたきっかけがすごく良くわかる展覧会!

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 長い自粛期間を経て、『ルオーと日本展響き合う芸術と魂 -交流の百年』@パナソニック汐留美術館が、ついに開幕しました👑👏✨ そして6月4日は、メディアにとっても、緊急事態宣言明け最初ともいえるいち早いプレス向け内覧会。6月から再開する美術館が増えているとはいえ、まとまった人数が集まるプレス内覧会などには慎重を期して控えている所が大半。
 まずは先陣を切ったパナソニック汐留美術館がひとつのモデルケースとなりそうです。事前完全予約制で3密対策への注意事項は徹底してあり、午前午後の2部体制でそれぞれ30名。久しぶりなので、緊張しました~(#^^#) 😀

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スタッフの方々は全員マスク&フェイスシールド!ゆったりスペースで不安要素はありませんでした👌✨双方重装備なので、担当学芸員さんを探しづらかったりなどありましたが、2m距離をとりつつ、いろいろ質問にも答えていただけてよかったです。

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【肝心の展覧会内容】👑
 フランスから来るはずだったルオー作品が不在ではありましたが、それはパネルでカバー✨

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フランスから来るはずだった『日本の武士』☆ルオーさん、こんな絵も描いてたんだ!黒澤明監督の映画に出てきそう(#^^#)来なかったとなると、余計に本物を見たくなりますね。図録の表紙になっています!

美術館のコレクションをフル活用してルオーと日本人作家の親密な交流をストーリにしてあり、充実の内容でした(#^^#)😀 とりわけ、ルオーを日本で広めた立役者ともいえる評論家・コレクター福島繁太郎とルオーの交流エピソードや、福島氏のルオーコレクションなどを目の当たりにできて当時の熱気を感じました。2人の手紙のコピーもいろいろ展示してありましたが、福島氏って、流ちょうで美しい手描きのフランス語を送ってたんだ!とわかり、やけに感動~☆💖💖💖

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1953年に日本で開催された「ルオー展」のコーナー📷このコーナーは写真撮影可能です!

 恐るべし当時の文化人たち☆梅原龍三郎や松本竣介、三岸好太郎などがルオーから大きな影響を受けるきっかけとなった1953年に日本で開催された「ルオー展」に出展されたのと同じ原画が飾ってあるコーナーも超貴重!日本の熱烈なルオーファン層は、この頃からの流れなのだろうな〜と思いを馳せました😀 福島繁太郎をはじめとする評論家や、フランスに留学した当時活躍中のアーティスト達がさかんに美術雑誌に投稿してルオーの名声と作品の価値を高めていったことがわかいます!!!

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以上5点は、1953年に日本で開催された「ルオー展」のコーナーから、好きだった作品☀

6月23日(火)まで💖✨✨ #ルオーと日本展 #パナソニック汐留美術館

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