法隆寺の三経院と聖霊院

画像1 法隆寺三経院 (国宝) の南西角。西室 (にしむろ。西の僧房 [住居]) 南半分の改築 (鎌倉時代)。向こうに西院伽藍の中門の西側面が見えます。段差での高欄 (こうらん。手すり) のカーブが印象的。高欄の横材三本は上から架木 (ほこぎ)、平桁 (ひらげた)、地覆 (じふく) との名称が有ります。
画像2 こちらは東室 (ひがしむろ。東の僧房) の南半分を鎌倉時代再建時に改築した聖霊院 (国宝) の東側面。ここも高欄のカーブがありますが、それほどカーブにする必要がない箇所にも関わらずあえて作ってる印象を受けます。神社建築の形に近く造った可能性もあるのでは。/📖 ブログ内関連記事 (一部) https://note.com/artandmovie/n/nb7650f610670 / 2018年5月19日 (聖霊院) 2019年2月5日 (三経院) 撮影 / 6日午後記事公開・更新
画像3 参考 東大寺法華堂 (画面左の正堂 しょうどう は天平時代、右の礼堂 らいどう は鎌倉時代) 西面の接続段差部分 (2018年4月4日撮影)。
画像4 参考 宇奈多理神社本殿 (室町時代) の西面 (2018年11月8日撮影)

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