Webサイトにおける写真の重要性と探し方を解説!
みなさま、こんにちは。Webデザイナーの宮地です。
段々と気温も落ちてきて、朝方は少し肌寒いくらいですね。
朝に飲むコーヒーが美味しい季節になってきました。
最近は老舗の喫茶店を巡って昔ながらのショートケーキを探すことが息抜きになっています笑
twitterもやっていますのでこちらをチェック!
さて、今回は「Webにおける写真」について解説していこうと思います。
デザイナーという職業柄、写真を探したり加工する機会が多いのですが、意外と難しかったり適切な画像が何かわからなかったりすることはないでしょうか。
そんな方も、今回の記事を読み終えたことには写真の重要性と、どうやって探せばいいかがわかるようになると思います!
それでは解説していきます。
Webサイトでの重要性
近年ではWebサイトは企業や店舗にとって欠かせないコンテンツとなっています。そんなWebサイトで不可欠な要素である写真。
サイトに訪れたユーザは
という流れで、多くの写真を見ることになります。
この際に、写真のクオリティが低かったりコンテンツの内容と異なった写真が載っていたりすると誤ったイメージを与えてします可能性があります。
また、一説によるとWebにおける文字は約20~30%ほどしか読まれないという情報もあるため、多くのユーザは写真でイメージを受け取っていることがわかります。
このように、サイトを見る側にとって写真はサイトの内容を判断するための重要な要素であり、適切な写真を選ぶことが大切だとわかります。
Webサイトでの写真の各役割
・MV、KVでの写真
サイトを訪れたときに最初に目に入る要素になります。
MV・KVでは上記参考画像のように写真が多くの割合を占めています。
大きく写真を載せることで、
をすることができます。ユーザはサイトに訪問してから3秒で印象を決めるというデータもありますので、Webサイトにおいて重要な要素であることがわかります。
多くのサイトでは、MV・KVに使用する写真は「世界観が伝わる写真」を意識して用意するといいでしょう。
例えば、同じ「山」を題材にしたサイトでも、
・登山の楽しさを伝えるサイト
・山自体の雄大さや美しさを伝えるサイト
では選ぶべき写真も大きく変わってきます。
・コンテンツ内容の補強で使用する写真
例えば、上記サービス内容で写真がなく文字だけだった場合、サイトを見るユーザはどんな内容かイメージをすることが難しくなります。
見る側の想像力を補助、助長するような写真を文字と一緒に載せることでわかりやすくなり、Webサイトのユーザビリティが向上します。
写真を選ぶことが難しい場合はイラストでも訴求できるので、サイトのルールに合わせて柔軟に選ぶと良いでしょう。
・詳しくイメージを想像させる写真
Web制作会社での制作事例やECサイトでの商品写真など、写真がなければイメージができない、しづらいコンテンツにも写真は欠かせません。
上記までの写真と違って、写真がそのまま説明や解説の役割を担うことも多いので写真は慎重に選ぶ必要があるでしょう。
上記参考写真のように、場合によってはより想像しやすいように加工を施すと親切で伝わりやすいサイトに仕上がります。
また、このコンテンツで使用する写真はそのまま会社のイメージや実際の商品のイメージに繋がるのでフリー素材は避けた方が良いです。
フリー素材だけで完成させることは避ける
今は写真がなくても、フリー素材の配布サイトから写真を選ぶことが簡単にできる時代です。しかし、可能な限り避けた方が良いでしょう。
フリー素材を避けた方が良い理由としては
多種多様なサイトがフリーサイトを使用しているため差別化ができない
写真ごとにクオリティが異なるので、一定にすることが難しい
サイトの世界観をしっかりと出して目立つにはオリジナルの素材がベスト
が挙げられます
自社HPの場合、実在する人物の写真を使用した方ががフリーの写真よりも親近感や信頼感に繋がるので、写真を用意すると良いでしょう。
フリー素材もクオリティが高い写真があるので、
をバランスよく組み合わせるとWebサイトの仕上がりが良くなります。
オススメ写真素材検索サイト
サイトに適した写真を探したいけど上手に探すことができない、写真を用意することが難しいけどクオリティは求めたい、など写真素材でお困りの方に向けたオススメサイトを紹介いたします。
・Unsplash
海外で撮影されたクオリティの高い、綺麗な写真が多いサイトです。
ビジネスシーンから日常のワンカットまで幅広い種類の写真が用意されていることも特徴です。
スタイリッシュでオシャレな世界観のサイトと相性が良い写真を見つけることができるでしょう。
・ぱくたそ
高解像度の写真が多数あるサイト。
真面目なシーンで使うことができる風景写真や人物写真から一風変わった面白い写真まで、多種多様な写真が存在するので欲しい画像が見つかる可能性も高いです。
日本語でどんなシーンの写真なのか説明があることも嬉しいポイントですね。
・Pexels
ハイクオリティな写真が多く存在するサイト。
特に風景やイメージ写真のクオリティが高いので、アパレルや高級感を伝えたいサイトに向いています。
横向きの写真だけでなく、スマホに嬉しい縦長の写真が多く存在することもポイントです。
また、動画の無料素材も存在するので動画でイメージを伝えたいときに重宝するサイトでもあります。
・O-DAN
O-DANは40以上のストックフォトサイトから、日本語で検索し高品質な写真を見つけ出すことができるサイト。
上記で挙げているサイトや他のサイトでは、英語で検索しなければいけないサイトも多数存在します。
また、複数のサイトで同じキーワードで検索を行いその中からお気に入りの写真を見つけ出すこともあるので、そういった手間のかかる作業を行わずに一括で検索することができることも魅力です。
まとめ
以上、写真の重要性と検索の仕方についての解説はいかがだったでしょうか。
Webサイトにおいて、切っても切れない関係性の写真。用意する写真一つでサイトのイメージ全体が変わってしまうことも多いので、ぜひ参考にしてクオリティの高いサイトに仕上げてください!
もちろん、自社でカメラマンを用意することができる場合はそのほうが希望に沿った写真に仕上がるので良いです。フリー素材と用意した写真を組み合わせていくと、きっと訴求力のある良いサイトに仕上がりますよ!
それでは、次回の記事にてお会いしましょう。ありがとうございました!