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【ちくわぶ】俗人間によるデ・キリコ展の感想

先日、デ・キリコ展に行ってまいりました。
美術は好きですが全然詳しくないので、デ・キリコのこともよく知らずに見に行ったわけですが、シュールな作品ばかりでとても面白かったです。

ところで、鑑賞しながら会場内をテクテク歩いていると、デ・キリコの作品内にどう見てもちくわぶにしか見えない何かが横たわっているのを度々目撃しました。

目撃するたびにその正体が気になっていたところですが、展覧会の最後の方に出てきた馬の絵の解説を読んで、それが折れた神殿の柱だということが判明しました。

そう言われるとなるほど、おでんの具ではなくて、「哲学と信仰が一体となっていた古代から続く伝統の終焉」みたいな高尚なものを表現しているように感じられます。

でもどうにも納得いきません。

だってどう見たってちくわぶなんだもの。

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