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ヴェッキオ宮殿の天井を凝視!

Ciao! フィレンツェからチヅです!
見上げすぎて、首が痛くなっても、
それでも楽しい天井画シリーズ🎉 
?🧐🤪😎

まずはこれら3枚の写真をご覧ください。

全てヴェッキオ宮殿の天井です。
共通点として同じ紋章が表現されているのが見えますでしょうか?
(2枚目が分かりにくいけど、中央の丸い絵の左にポチョっとついている金色のやつです)


何回か中断はあったものの一応名目上共和制だったフィレンツェは、
政治の中枢であるヴェッキオ宮殿は国会のようであり、議員宿舎のようでもありました。

ところが1540年よりメディチのコジモ一世が、
「俺がフィレンツェです」(とは言ってない)
という事で、居住地を私邸のパラッツォ・メディチ(現メディチ・リッカルディ宮殿)から
ヴェッキオ宮殿にお引越し。

住むにしては古臭い建物だったので、大改装を実施。
そんな訳で、現在のヴェッキオ宮殿の内装はこの大改装された時ものが多く観られる訳です。

お引越し時、権力者コジモ一世の妻は、
エレオノーラ・ディ・トレド。
その彼女の紋章がいたる所に見られます。

紋章を真ん中で分けて、
左側はメディチの旦那、
右側は実家から受け継いだもの。

前に投稿した時に書いたフランチェスコ一世の父親が、
このコジモ一世なんですけれども、
息子は政略結婚で不本意だったけど、
父は政略結婚で大満足!
という夫婦です。
人生ひきこもごも。

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