京都文化博物館で開かれていた丸紅所蔵の桃山から明治までの小袖等の染織品の展示をみた。
特に糊で防染して模様を描く茶屋染めの夏の小袖に感動した。とにかく模様が精緻すぎて、作った人クレイジーすぎる(誉め言葉)と思った。

最近、元[Alexandros]ドラムのサトヤスさんが手掛けたアパレルブランド『snack.ngl』でポロシャツから作ったキャップを衝動買いしたが、なぜ衝動買いしたか、この小袖の展示をみてわかった。

桃山時代の小袖には、パッチワークのように違った模様の裂(きれ)を縫い合わせて作ったものがあり(大河ドラマ功名が辻を参照)、また着れなくなった小袖裂は表具裂に再利用された歴史かある。
 
衣服のリメイクは、何百年と脈々と続く日本の伝統文化だ。

小袖好きだから、衝動買いしてしまったんだな(笑)

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