大腸がん日記　241日目

抗がん剤12日目。今週の木曜日の朝で服薬が終わる。月曜日はいつも憂鬱だけど休薬期間が始まると思うとうれしい。気持ちが上がる。

朝から悪心で食欲もなく、朝食は食べなかった。薬剤師さんからは少しでもいいから何か食べてから服薬するように言われているんだけど。

プロテインを飲んでカペシタビンとビタミン剤を服用した。
そして、吐き気が強くなる服用後30分あたりで吐き気止めも投入。
この飲み方、結構いいかも？悪心が強まるのを抑えてくれているような気がする。気がするだけかもしれないけど。

食事をしなかったから朝はお腹の調子がよく、昼から夜にかけて下り坂だった。
腸閉塞予防にいつも下剤を飲んでいるから、基本お腹は軽いゆるゆる。
だけど、今回の5サイクル目は抗がん剤による下痢症状が強くなって期間も長い気がする。
これは次回の受診で病院に報告。

そしてこれも最近になって続いていること。
おへその下の長い傷がちょっと痛むのよねぇ。なぜかしら？
縫合部の表面は問題なさそう。まだ赤味は残っていて1mmくらいぽこっと盛り上がっているけど、炎症は起きてない。
やっぱりお腹の内側だよねぇ。
これも病院で相談案件。

そして6月に入ったあたりから比べると、最近は手のしびれがよくなっている！拍手！！バンザイ！！！
明らかに、確実に、絶対に、間違いなく、しびれが治まってきている。
少量なら食器を水洗いできる。職場トイレの洗面で手を洗っても大丈夫。
洗面がぬるま湯から水に切り替わったのが5月の初めで、あの頃は手を洗うたびにビリビリしてカイロが手放せなかったんだよな。
今はもう、懐かしい思い出。

たった2回しかできなかったオキサリプラチン（しかも1段階減量）の最後が3月の上旬だから、治まるのに3か月かかったということだ。
といっても、未だに冷蔵庫のものを取るのは厳しい。たまごはシリコンの鍋つかみで取り出しているし、大根はまだおろせない。冬の間は使いかけの大根を新聞紙でくるんで常温保存していたけど、今は冷蔵庫じゃないと無理だし。
キンキンの野菜はまだダメージを食らう。これがいつ頃なくなるのかな？

そして、手に反比例して足の症状は悪化している。

夕食後、朝と同じように吐き気止めを時間差攻撃してみたけど、悪心は治まらなかった。
やっぱり気のせいだったみたい。