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私はアートの仕事だけではなく、
近所の保育園でパート保育士もやっています。
保育にも入るし、お掃除やゴミ集めもやっています。
平たく言うと用務員のおばちゃん。

しかし、保育や掃除しながら、各クラスを回っているので、
いろんなことが目に入る。耳に入る。
どのクラスの押入れが一番整頓されてるかとか、
どの先生が子どもとどんな関りをしているかとか、
どのお母さんが子どもにどんなふうに語り掛けてるか、とかね。
「家政婦は見た」じゃないけど
「パート保育士は見た」ふふふ(笑)見てますよーーー

で、時々、疑問がわいてきて、
もんもんと考えながら掃除機をかけていたりするのです。

「声が大きい●●君は、なんで声を小さくしないといけないのか?」とかね。

先日、保育士さんと二人で作業してるときに
その日、悶々としていたものが、つい口から出ました。

「保育園て、泣くのを我慢する場所なのかな・・・?」

ちょっとした対話が生まれました。

保育士さん「…違いますよね…あ、でも今日 ”泣くのもうおしまいにして” って言っちゃったなあ」
私「泣くのをやめさせたいという気持ちが、大人の中にわいてくるのってなんでだろうね」
保育士さん「あ…大人の都合ですね」

その後、「〇〇な気持ちなんだね、泣きたいだけ泣いていいよ。待ってるから」
って言われたら自分だったら、めちゃめちゃうれしいよねーーー
なんて話になりました。

その保育士さんが
「日常すぎて気づきもしなかった。考えもしませんでした。
そうやって考えるのって大事ですね」って言ってくれました。

誰も責めない対話って本当にいいなあ。

対話は誰かを責めたり、犯人探しをするのではありません。
日常すぎて考えもしなかったことを、
他の人と対話してみたら、
見えていなかったことが見えてきます。

子育てを楽しくするヒントを見つけるワークショップ
「親子で感覚アートあそび & 対話の時間」

では、アートで遊んだ後に、そんな対話の時間を設けています。
ただいま開催を準備中です。少々お待ちくださいね~


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