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一級建築士学科試験、合格するには?

一級建築士を目指す方がnoteにも多少いらっしゃるかも知れないので、書いてみます。

一級建築士試験、今年は学科試験が令和6年7月28日(日)であと2ヶ月をきりました。

受験される方は、模試などでご苦労されていると思います。

かくいう私も簡単に取得できたわけではなく、何度も学科で「あと○点足らず」を経験してきました。


学科が受からない大きな原因2つ

学科がなかなか受からなかった私の最大の反省をお伝えすると、
1、得点配分の高い法規•構造で得点できなかった
2、新出問題や難問を解くあまり、基礎問題が身についていなかった

この2つに尽きます。

それぞれご説明します。


1、得点配分の高い法規•構造で得点できなかった

学科試験は、計画20点、設備20点、法規30点、構造30点、施工25点の合計125点です。

100点取れればほぼ合格、ボーダーラインは90〜93点あたりでしょう。

ここで重要なのは、法規•構造の計60点です。
各科目に足切り点はあるものの、この2科目
で50点を取れるか?が合否の大きな分かれ目になります。

特に、法規は問題集と法令集引きを繰り返し行なって慣れれば確実に得点できますし、構造も計算が苦手な人でも文章題はほぼ暗記でいけます。

私は長いことこの二科目に苦手意識がありましたが、この二科目が苦手だと絶対に合格出来ない試験です。
前向きに取り組みましょう。


2、新出問題や難問を解くあまり、基礎問題が身についていなかった

私は長く通っていた予備校を別の予備校に変えたその年に合格しました。

その大きな違いは、「基礎がしっかり身についているかどうか」です。

元々通っていた予備校はオリジナル問題がとても多く、過去問に加えてオリジナル問題•新出問題•難問にチャレンジする必要がありました。
これは、過去問を完璧に出来ている人にとっては良いのでしょうが、難問に挑戦するあまり、基礎問題がおそろかになっては絶対に受かりません。

大事なのは、過去問を繰り返し解き、曖昧な選択肢や間違った選択肢を限りなくゼロにする事です。
過去問を9割完璧に解けていたら、新出問題の選択肢も曖昧な回答が減らせ、合格に近付きます。


最後に

一級建築士試験を受験される皆さん、時間とお金がかかり本当にご苦労されていると思います。

しかし、苦しいのはこの時だけ、と思って踏ん張って下さい。

みなさんの合格を願っています!

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